以前、ここでわが家の庭に「勝手に種から発芽して育っているカボチャたち」があるということを話題にした。
あれから3週間ほどたって、どうやらカボチャは食べられるくらいにまでなりそうだ。
すでに1つはつるが枯れてしまったので、収穫してしまった。
ほかのカボチャたちも、あと3つか4つ、食べられるくらいの大きさになりつつあるのは、うれしい。
さて、カボチャを漢字で書くと「南瓜」、「南の瓜」である。
今年は、コンポストの土から南瓜同様に、発芽して育ったものがあった。
それが、「西の瓜」である。
「西瓜」つまり「スイカ」なのだ。
カタカナで書くと、JRのカードのような気分になってしまうが、あの夏の代表的な大きな果実のことだ。
そのスイカの発芽を見つけたのは7月だった。
ひょろひょろして細いつるだったから、花が咲いてくれるかな?と、あまり期待はしなかった。
だが、最初に雄花を見て、その数日後に雌花が咲いたのはうれしかった。
写真を撮るのを忘れてしまい、もう一度見たら、もう花はすぼんでいたが、それが8月上旬。
実になるといいな…と思って見守ってきた。
8月15日には、直径2㎝くらいの、可愛らしいスイカらしくなっていた。
その5日後の8月20日には、ひと回り大きくなって4㎝くらいになったように見えた。
9月に入って、長さは10㎝くらいになっていた。
だが、そこからあまり大きくならずに、外側の色が緑色から少し黄ばんできた。
数日様子を見たが、だんだん色あせていくような感じがして、今日はついに取ることにした。
収穫!
気になるのは、食べられるかどうか。
だけど、すぐに切って中を確かめてしまうのはもったいない。
まずは、仏壇にお供えして数日してからだな、切るのは。
ということで、おあずけ!!
でも、いつの間にかもう一つ実がなっていた。
これは、直径3㎝くらいに過ぎないから、今からだとあまり大きくはならないだろうな、きっと。
でも、なんか見ているだけで楽しいね。
こういう果実とかって、食べようとするときより、成長を見ているときの方が楽しいものだね。
だから、しばらくこの小さい実を見守って楽しむことにしよう。