ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

娘よ(67)~週の半ば、娘の誕生日があった

2014-12-13 23:11:21 | 生き方
しんしんと雪が降っている。
また明日までに積もりそうだ。
1週間前の土日の大雪は、その後1週間かけて毎日の雨で消えかかってきたのに、また今日土曜日から静かに降り積もっている。

今週は、週の半ばに、娘の誕生日があった。
午前中に、伯母さん的な親類が来てくれ、娘の大好きなレアチーズケーキ等を持って来てくれて、祝ってくれた。
また、埼玉の伯父さんから誕生日祝いの花が届いた。

伯父さんへのお礼の電話をしながら、涙を流したとのことだった。
そして、夜には、2年前勤めていた職場の一番仲の良かった同僚の方が訪ねてきてくれた。
久々に会えたこと、わざわざ来てくれて、ことに娘は感激して、涙でぐじゅぐじゅになった。
娘は感激屋なので、その時その時に涙を流す。
だが、記憶はなかなか残らない。
この一年は何だったのか、と思うようなこともある。
誕生日を迎えたということは、着実に三十路の階段を上っているということだ。

ただ、1年前に書いたものを見ると、本当に容態が悪かったのだなあと、改めて思ってしまう。
それに比べたら、まだよいと言える。
今が家で過ごせていることを喜びつつ、暮らしてはいる。
ただ、毎日毎日記憶がすぐになくなるがゆえの失敗を繰り返す娘に、妻はいささか落胆することも多い。
それでも、よろけることも少なくなり、先月の発作からは、やっと体調が回復してきたと思う。

相変わらず静かに雪は降り続いている。
雪が降り積もり、大地のすべてを真白に隠すように、時間がたつことによって、娘の不調もすっかりなくなってしまうとよいのだが。

娘へ。
誕生日おめでとう。
この一年は、病気からの回復を目指した一年だった。
次の一年が、さらによくなる一年になるといいね。
みんなで支えていくからね。


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