アルビレックス新潟小見洋太選手、柏レイソルに電撃移籍!
小見ちゃん、それはないだろう。
チームが一番苦しい今、クラブを見捨てていくのか?
…とそんなことを言いたい人はたくさんいるのではないかな?
小見ちゃんにしてみれば、いろいろな点で悩むところはあったのだろうな、とは思う。
だけど、入団してから今まで、アルビレックス新潟で成長を見守ってきたサポーターにしてみれば、やっと中心選手として活躍するようになったというのに、それなのにチームが苦境にある今出ていくのは、ちょっとあんまりなのじゃないか、と思ったりする。
先月の湘南戦でヒーローとなったときに、成長したなあ、と実感していたのに。
移籍に当たって、残されたコメントは、次のとおりだった。
■コメント
このたび、アルビレックス新潟を離れることになりました。
プロへの扉を開いてくれた寺川さんをはじめとしたクラブの皆様、私のことを受け入れて優しく、時には厳しく接してくれたチームメイトの皆様、そしてどんなときも私のことを信じて後押しをしてくださったファンサポーターの皆様、本当にありがとうございました。
プロサッカー選手として、人間として、より成長するために今の自分がどうするべきか考えた結果、この居心地が良すぎるほどの”街”を離れ、新たな環境でチャレンジするべきだと感じました。
これからまた新たな環境での挑戦となりますが、自分らしく目の前のやるべきことをひとつひとつ積み重ねていきます。
約4年半本当にお世話になりました。ありがとうございました。
プロサッカー選手として、人間として、より成長するために、この居心地が良すぎるほどの”街”を離れ、新たな環境でチャレンジするべきだと感じた、と彼は言う。
だが、なんとなく彼が焦っているような気がしてしまった。
時を同じくして、一緒にアルビレックス新潟に同期入団した三戸舜介は、2シーズン前に欧州へと旅立った。
そして、オランダで実績を積んで、今回のワールドカップ最終予選のメンバーに初選出されている。
なのに、自分はJ1のままでチームは残留争いに巻き込まれている。
三戸ちゃんと自分とでは、大きく差がついてしまった。
もっと自分のプレーが多くの人に認められる、上位のチームで活躍し、できた差を詰めたい。
今、自分に何が足りないのかは考えるところがある。
だが、今のチームは、負けても常に自分たちを励ましてくれる温かいサポーターが多い。それに甘えて、今の自分には厳しさが足りないのじゃないか?
もっと厳しい環境でプレーしなければ、成長しないのじゃないか?
今、柏レイソルからオファーがあったのは、そのチャンスなのじゃないか?
若者がそんなふうに思ったとしても不思議はない。
まあ、そう思ったかどうか、真偽のほどはわからない。
でも、柏に行かなくても、自分しだいで成長はできるはずだと思うなあ。
伊藤涼太郎しかり、三戸舜介しかり。
彼らは新潟で活躍して、欧州への道を開いた。
自分の力でチームを残留に導いた、なんてことになれば、もっと評価は上がるはずだと思うのだけどなあ。
なんだか、1年前に広島に移ったA選手と姿がかぶってしまう。
やっぱり何らかの焦りがあったのかなあ…。
ここまで推してきた側としては、三戸ちゃんは新潟に遊びにこれても、今後小見ちゃんはなかなか来れなくなってしまうだろうなあ、なんてことも考え、残念に思う。
まあ、本人が下した決断だから、「じゃあ、元気で」と手を振りたい。
だけど、出ていった人のことは、今までのようには応援しない。
「別れても好きな人」ではなく、「別れたら別の人」の応援だ。
代わりに誰がチームの力となって活躍するか、それを楽しみにすることにする。
この苦しい中、チームに残って勝利を目指そうとするメンバーを、心から応援したい。
小見ちゃん、じゃあ、元気で。
本人が下した決断だから、「じゃあ、元気で」と手を振りたい。だけど、出ていった人のことは、今までのようには応援しない…は全く同感ですね。
まぁ、我々はチームに残った選手を応援するしかないですね。
これからもよろしくお願いします。
メガトン級ショック。「いくらなんでも、それはないだろ…」…全くその通りです。出ていく選手の情報はあっても、加入情報もないし、どうなることやら…。まあ、応援する身としては、残る選手・監督たちを信じるしかないところです。反転攻勢期待しましょう。
ありがとうございました。