ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

娘よ(66)

2014-12-04 22:06:26 | 生き方
あれから―痙攣の発作が起こってから―5日がたった。

幸いにも、娘を5日前に襲った痙攣は、その後起こっていない。
あの翌日は、ダメージのせいで、ひたすら眠っていた。
熱も高かった。
3日目になると、以前と同じ生活のパターンで暮らせるようになった。
相変わらず、というか、また、というかふらつくことが多い。
そして、眠たがっている。

午前・午後ともに眠くなるものだから、毎日2回の昼寝は欠かせない。
ただ、毎日見ている妻とすれば、目をはなすのが怖い。
最近は寒いせいもあって、茶の間にふとんを持ち込んで、日中はそこで娘を昼寝させている。
だから、茶の間にふとんが置きっぱなしだ。

それなのに、ダメージを受けたから、
「なんで、そこに私のふとんがあるの?」
などと聞いたりすることがあるのだ。
日に2,3度も。
何か月もたったのに、まだこんな状態なのか…と時には落胆しそうになることもある。

それでも、いつも思う。
あの去年の7月のICUに入っていた時は、ずっと眠らされていた。
脚は細くなり、皮膚はカサカサ、粉をふいているように見えた。
それからすれば、まだ話ができる。
ぼんやりして過ごすことの多い今の娘である。
陽気な一面もかいま見える。
だから、まだ救われている思いなのだが。

娘は、もうすぐまた一歳としをとる。
なんとか少しでもまた年相応の言動に近づいてほしいと思うのだ。

そのためにも、もう少し体が元気にならないとね。
毎日毎日、娘が寝床につくときに思う。

明日、元気になあれ!


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