タマサボテンが咲くこの時期、年中行事になっているのが、側溝清掃。
今年も、その要請が来た。
おなじ町内でも、下水道が整備されたところは、それをやる必要はない。
だが、わが家を含めた町内の一部は、側溝清掃をしなくてはいけないのだ。
まったく、早く下水道を整備しておくれよ、と市当局に言いたいところだ。
まあ、仕方ない。
ここに住んでいる以上、やるしかない。
やるなら、天気が悪くならないうちにやってしまおう。
今年も、器械を使って、コンクリートの重いふたをいちいち持ち上げて清掃作業を始めた。
そして、1年の間についたふたの土や砂を落とした後、水で流してふたもきれいにしておいた。
次に、土のう袋に側溝の泥をすくい取って、集めていく。
ある程度取ったら、放水して、残った砂や泥を、流しながらまた集めていく。
そんなふうに作業を進めていった。
今年、近所の方から、新兵器を貸してもらった。
その新兵器が、これ。
細くて強い竹ぼうき。
側溝に水を流しながらこれを使ってはいていくと、一気に残った砂や泥を運んでいける。
とってもすばらしいアイテムであった。
あとは、またふたを1枚1枚元に戻していく。
器械を使うといえど、うまく挟んで落とさないように注意しながらの作業。
開始から約1時間半余りかかって、ようやく全作業終了。
ああ、さっぱりした。
だけども、年々作業はきつくなるから、早く下水道整備してくれないかなあ…と、もう一度ぼやくのであった。