ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ハードな日程にも負けず勝利、6月8戦負けなし! ~2024第21節アウェイコンサドーレ札幌戦~

2024-06-29 20:43:18 | アルビレックス新潟

25日に新潟を出て、26日に広島で夜の試合。

それは激戦で1-1の引き分け。

27日に広島を離れて札幌へ移動。

28日に軽い練習をして、今日29日の日中14:00から試合。

なんともハードな日程だ。

対する札幌も26日に東京・味スタで試合を行い、0-1でFC東京に敗れている。

同じような条件ながら、札幌は、今回がホームで自宅に帰って少しはゆっくりできたかもしれない。

 

先発のセンターバックには2試合連続して特別指定選手の稲村を起用してきたことに驚いた。

相棒のもう一人は、今度は前節控えだった舞行龍なので、大丈夫だろう。

最前線のFWには、鈴木がけがをしたから谷口起用。

前節トップの小見は、左で起用。

注目の小野、長谷川元希は控えで、選手が疲れている後半起用だろう。

 

さて、試合。

6月のリーグ戦では、町田〇、鹿島△、川崎△、広島△と厳しい日程でも負けないできた。

その積み重ねを感じる試合の入りだった。

作戦的なものなのだろうけど、今日のGK阿部航斗は、後ろからボールをつなぐより、キックで前方へのパスを多く選択していた。

それでも、よくボールがつながり、札幌の選手たちを翻弄していた。

攻め入ってコーナーキックも何度か獲得したりして、油断がなければ今日は勝てる、と思った。

ところが、試合が進むにつれて、やはり疲れが出てきたのか、前半の後半の方は、押され気味な展開となった。

最下位で6連敗中という相手に、前半0-0でハーフタイム。

いつもなら新潟はボール保持率で相手を上回るのに、今日は珍しく上回られていた。

なにしろ、対戦相手が会のチームに対しては慈悲深くて立ち直りのきっかけを与えるのがうまい「新潟クリニック」だからねえ…。

 

後半立ち上がりは、少々押され気味だった。

だが、その均衡を破るきっかけを作ったのは、地元札幌ユース出身で今は「新潟で輝け!」の主将堀米だった。

52分、ボールを得ると、勢いをつけて前方の谷口に送った。

谷口がドリブルでペナルティエリアに近づき間合いを計っていると、堀米が猛然とダッシュしてエリアに進入した。

その堀米がおとりのような形となって、一瞬隙が生まれた。

その瞬間、「日本海キャノン」谷口が、シュート。

見事にズドンとゴールにたたき込み、新潟先制!

 

いつもは選手交代が遅めの松橋監督も、今日は選手たちの疲労を考慮してか、少し早めに交代を図った。

奥村→小野、松田→長谷川元希、堀米→トーマス・デン。

65分に3枚替え。

すると、交代メンバーが攻撃を活性化させた。

立て続けにチャンスはつくったものの、得点できず。

そのうちの一つで、小野が相手GKとの競り合いでスパイクを膝に受けて負傷してしまった。

それでも小野はプレーを続行する責任感の強さを見せた。

89分には、約2か月ぶりに高木が交代出場。

小野と2人でコーナーフラッグ近くでボールを保持して時間を稼ごうとする姿には、勝利への執念を感じ、頼もしいと思った。

頼もしいのは、藤原や稲村の守りも同じ。

エリア内に進入されても、相手にシュートを許さなかった。

稲村は、後半には左サイドに回ったが、何ら困った様子もなくプレーしていたのには、すごかった。

まだ特別指定選手なのに、2試合連続のこの活躍ぶりはすばらしい!

 

結局1-0で試合終了。

リーグ戦5試合負けなしといえど、勝利は4試合ぶりだった。

それは、久々のクリーンシートで。

本当は、島田のアレとか小野のアレとか小見のアレとか、得点してほしいシーンもあったのだけど、まあ贅沢は言うまい。

勝ち点3を取れたことが、何よりの喜びだった。

 

それにしても、札幌まで遠征した新潟サポがたくさんいたことに感心。

きっと今夜は、勝利の美酒に酔いしれていることでしょう。

皆さん、応援ありがとうございました。

 

次の試合まで1週間空くけれど、

6日(土)ホーム鳥栖戦。

10日(水)天皇杯アウェイ長崎戦。

13日(土)国立競技場でアウェイFC東京戦。

中3日、中2日と、再びアウェイ戦ばかりの厳しい日程となる。

だけど、そのきつさは、6月ははね返した。

7月も、負けなしで行こう。

 

Visca Albirex !!!

 

コメント (2)
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