ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

アルビレックス新潟レディースの戦いを見に行ってきた

2019-07-15 22:14:03 | アルビレックス新潟
サッカー日本女子サッカーリーグ、通称なでしこリーグのカップ戦「なでしこリーグカップ2019」の予選リーグ最終戦を見に行って来た。

会場は、新発田市五十公野公園陸上競技場。


芝生の上に座って試合を見るなんて、なかなかないというか、久しぶりというか…。

予選リーグは5チームで戦い、2位までが次のステージに進めるのだが、残念ながら、アルビレックス新潟レディースは、3位で予選敗退が決定している。
対戦相手は、現在日本で最も強い日テレベレーザ。
現在のなでしこリーグでも首位だし、リーグカップでも予選リーグ首位である。
なかなか負けない。
そのメンバーの強力さは、先月行われたワールドカップの日本代表のメンバーを見れば分かる。
日本代表に選ばれたメンバーは、新潟にはGKの控えだった平尾1人しかいないのだが、日テレには、なんと9人もいたのである。
それだけ強力なメンバーを相手に、新潟がどれだけ見せ場のある試合をするか、注目した。

今日の試合には、新潟県のキャラクターレルヒさんと柏崎のえちゴンが来て、新潟日報のニックくんと場を盛り上げていた。


試合が始まると、やはりベレーザはボールを支配した。
ベレーザの攻勢が続き、新潟にはなかなかチャンスがない。
それでも辛抱強く守り、前半は0-0で折り返した。


しかし、後半が始まると、あっという間に先制されてしまった。
得点者は、岩清水。
さすが、あの8年前のワールドカップの優勝メンバーだ。
やっぱ、すごいわ。

そして、間もなくその岩清水と交替して出場したのが、先のワールドカップで日本の司令塔として注目を集めた長谷川唯。
スピード感あるプレーで、これまたあっという間に、新潟から追加点を奪った。
やっぱ、すごいわ。

しかし、新潟にだって、8年前のワールドカップの優勝メンバーがいることを忘れてはいけない。
上尾野辺めぐみだ。
0-2になっても勝利をあきらめない姿勢は、75分に実を結ぶ。
スルーパスに抜け出して、キーパーとの1対1を制し、見事にゴールを決めた。

これで1点差。
新潟の積極的なプレーもよく見られるようになり、同点目指していくつかチャンスも作った。
残念ながら、得点ならず、1-2で敗戦。


でも、積極的な姿勢は、好意をもてた。
カップ戦後のリーグ戦では、上位目指してがんばってほしい。

会場には、選手個々の横断幕があって、いかにも女子らしいものもあった。

しかしながら、会場には電光掲示板がなかった。
だから、誰が出ているのか、どのポジションに誰がいるのかは、背番号とプログラムを照らし合わせてみるしかなかった。

得点や時間は、会場の隅の黒板上に表わされていた。


男子の試合とは違いが多かったけれども、
それでもがんばっている女子選手たちのプレーはすばらしかったと思う。
ベレーザと違って、新潟にはプロとして契約している選手は少なく、皆働きながら練習して試合に臨んでいる。
明日も仕事、という選手たちが多いだろう。
これからもがんばってほしい。

新潟県のオジサンの一人として、これからもっとアルビレックス新潟レディースを応援することにしよう。

コメント
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