ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

写真の整理もまた難しい

2019-07-04 22:06:18 | 「育」業
7月になって、もう4か月がたつ。
何かというと、3月末をもって、大学を卒業してから38年間ずっと務めてきた仕事から離れたことだ。
その仕事をしなくなるということは、現職時代考えられなかった。
子どもたちの声が聞こえる建物の中で、その子どもたちに直接的あるいは間接的にかかわりながら、笑顔たくさんになるように努めてきたつもりだった。
それだけのやりがいをもって取り組む生活は、本当に貴重だった。

そうはいっても、毎日うまくいかないことの繰り返しだった。
なぜ?
相手の子どもたちだって生きているからである。
子どもだって、心をもっているからである。
すべてがこちらの思いどおりになる訳ではない。
そして、こちらが大人であっても、子どもの心が分かる訳ではない。
こちらから寄り添っていかないと、子どもだって心を開いてはくれない。
だから、難しい。
子どものことだから扱いなんか簡単じゃないか、と世間の人々が思っているほど、簡単なことではない。
やはり個々の存在をリスペクトし、そこからこちらが学ばないと、子どもたちはついてきてくれなかった。
時間的に場所的に、同じ子どもは一人もいない。
どうせ子どものことだ、同じじゃないか、と考えて手を抜くような人が教える学級は、間違いなく荒れていくのだ。
毎日が真剣勝負の日だったと、今、改めて思い返している。


…おっと、そんなことを言いたいために書き始めたのではなかった。


急に子どものことなどを書き始めたのは、昔の写真を整理し始めたから。


封筒や袋の中にポンと入れたままになっていた写真の何と多いことか。


捨てるもの、残すもの、スキャナで電子データにして残すもの…の3つに分類していった。
…とはいうが、簡単ではなく、見ると手が止まってしまい、昔の思い出に浸ってしまうものが少なくない。
そのせいで、いろいろと楽しいこと、悩んだこと、憤ったことなど、いろいろと思い出していた。


仕事をやめた後の写真の片付け。
これにもずいぶんと時間がかかりそうだ…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする