ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

埼玉から帰る日の朝

2018-12-16 21:57:50 | 自然・季節
今朝の埼玉は、冷え込んだ。
8時過ぎに外に出てみたら、日陰の植物たちが白く見えた。
近寄って、目を近づけてみると、霜が降りているのがわかった。

霜が降りているのを、自分の目で見たのはこの秋から冬にかけて初めてである。
久しぶりに霜をしげしげと見た。

じっくり見てみると、凍った部分が、葉からとげのように伸びている。
花が咲いたわけではないが、花に似た美しさがあると感心した。


霜が降りただけあって、周りの空気は冷たい。
しかし、日陰から日なたに出ると、日差しが暖かい。
そのせいだろう。
近くの家に住んでいるのか、それとも野良なのかわからないが、一匹の白いネコが来て、陽だまりで丸くなった。

目を閉じて、丸めた体。
本当に気持ちよさそうだった。

こんなふうに冷え込んでも、日差しがあると十分に暖かい。
その心地よさがいいなあと思った。


ただ、そんな埼玉でも、滞在期間に自分の体で驚いたのは、肌の乾燥である。
顔の表面のあちこちが、なぜか痛むのである。
何かしたかなあ、思い当たることがないなあ…と考えていたら、
顔が突っ張るような感じもある。
そこで気がついたのは空気の乾燥であった。
空気が乾燥しているから、新潟の湿気の多い空気になれた身には、肌荒れとなってしまうのである。
その影響を受けたのは、顔だけではない。
顔から最も遠い、足のかかとがガサガサになってしまっていた。
そのために、夜寝るとき、かかとの肌荒れがシーツに引っかかってしまい困った。
仕方なく、靴下をはいて寝るようにした。

新潟に帰って来て、空気は冷たいけれど、湿気が多いので顔の突っ張り感は消えた。
雪も幸い積もってはいなかった。
今朝は、当たりを薄く白くしていたようだが、昼にはなくなっていたらしい。

12月に埼玉に行っていたのは、子どもたちが小さい頃だったから、もう20年以上も前になる。
久しぶりにこの時期に訪れて、いろいろな違いにふれることができ、面白いと思えたこの4日間であった。
コメント
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