ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

通勤時に通り過ぎた一団を見かけて

2011-04-15 23:34:52 | 「育」業
朝の通勤時の道で、日頃見かけない一団が通り過ぎるのを見た。
ランドセルをかついだ子どもたち10人余りと、その半数ぐらいの大人たち。
彼らが歩いてきた道の方を見て、わかった。
その向こうには、体育館がある。
今は、その体育館には、福島県から避難してきた人々たちが暮らしている。
家族連れで避難している人たちも多い。
もちろん、子どもたちだっている。
そう、歩いていた子どもたちは、避難所の体育館から学校に通うことになった子どもたち。
付いていた大人たちは、遠い道のりを歩いて送る人たち。
その道のりの遠さが、将来への不安をかき立てているような気がした。

子どもたちは、先週途中から転入学したばかり。
新学期と言っても、浮き立つ気持ちより不安な気持ちの方が大きかったことだろう。
きっと、初めて一週間通った今週の一週間は長く感じたことだろう。
楽しいことばかりだと、短かったかもしれないが…。

新しい学校は、どうですか。
楽しいことが多いことを祈っています。
今は困難にあるけれど、皆さんの人生に、豊かな経験となることを願っています。
コメント (2)
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