日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(倉敷市大島)

2005年04月07日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。散歩の途中気をつけてみて歩くと、今なお大切に残されている道標を見かけます。私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。道標シリーズ第八段。
・所在地   倉敷市大島
・建立年   不明
・建立者   不明
・導(しるべ) 右  く王んおん(不洗観音)江十八丁
           早し満(早島)せのを(せのお)
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           古んじん(金神)玉しま(玉島)
           川遍(川辺)やかげ(矢掛)
       
        左  金飛ら(金比羅)くらしき(倉敷)八丁
           ゆが(由加)天城(あまき)下つ井(下津井)
           ------------------------------------
           吉備津、お可山(岡山)
           大せん(大山)、阿し守(足守)
・メモ     すごい情報量です。遠く四国の金比羅、鳥取の大山まで案内してあります。ご近所の方のお話では、トラックが衝突した時の傷もあるし、少し傾いていましたが、どっしりとした大きな道標です。
位置図


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