日本男道記

ある日本男子の生き様

[図解]禅で身につく「人生」と「仕事」の基本

2014年03月22日 | 読書日記
[図解]禅で身につく「人生」と「仕事」の基本
クリエーター情報なし
PHP研究所

【一口紹介】
◆内容紹介◆
モノや情報にまみれ、せわしなく毎日が過ぎていく現代。
そんな現代にあって、私たちはときとして本当に大切なものを見失ってしまうことがあります。
では、本当に大切なものとは何なのでしょうか。
著者の枡野氏はこう言います。
「当たり前」のことを「当たり前」と思う心。それを取り戻すことです。
本書ではニューズウィーク日本版(2006年)『世界が尊敬する日本人100人』に選ばれた禅僧が、「当たり前」のことを「当たり前」にやることの大切さを説いています。

<生活整える>
・身だしなみを整える
・息を吐き切る
・美しい言葉づかいをする
・無理やり答えを出そうとしない
・古いものを大切にする
・心の曇りを取る
<心を整える編>
・過去にとらわれない
・「今」という瞬間を生きる
・精神を集中する
・自分にご褒美をあげる
・感謝の気持ちを忘れない
<仕事の仕方を整える編>
・整理整頓をする
・無駄な時間をつくらない
・「断る」のも礼儀
・朝の期間を大切にする
・気分転換をする
・すぐにやる
・物事のへそを見つける
<人との接し方を整える編>
・一歩下がる勇気をもつ
・ケンカをしない
・心の友をもつ
・相手に尽くす
・お蔭様の心
・心地よい距離感を保つ
毎日を丁寧に、穏やかに生きるコツが満載。

◆枡野/俊明◆
横浜市出身。大学在学中より斉藤勝雄氏に師事し、卒業後弟子となる。昭和54年大本山總持寺にて雲水として修行。禅の思想と日本の伝統的考え方を基に、創作活動を行なう。
『芸術選奨文部大臣新人賞』『外務大臣表彰』『Gala Spa Award 2005特別賞』、カナダ政府より『Meritorious Service Medal』(カナダ総督褒章)、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章など受賞・受章多数。
現在、建功寺住職、日本造園設計代表、多摩美術大学環境デザイン学科教授、Beijing DeTao Masters Academy(北京徳稲教育機構)大師

【読んだ理由】
著者出演のラジオ番組を聞いて。

【印象に残った一行】
「而今(じこん)」
過ぎ去った過去は戻ってはきません。また、いくら未来のことを考えても、それは頭で考えてことに過ぎない。過去や未来にとらわれず、「今」というこの瞬間を大切に生きることです。

「冷暖自治知(れいだんじち)」
水の冷たさも温かさも、自分自身で経験しなければわかりません。人生は何事においても経験することが大切です。行動を起こさずして頭だけで考えていても、前には進めないということです。

「お陰さま」の「陰」とはご先祖様のこと。
青の大きな「陰」のごとき存在であるご先祖様に、常に感謝の気持ちをもつこと。それが日本人として延々と受け継いできた心なのです。

【コメント】
シンプルであるがゆえに尊いですな。



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