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【一口紹介】
■出版社/著者からの内容紹介■
アスリートとして最高の資質を持つ主人公が知った事実とは。
箱根駅伝に懸ける仲間と走るうちに、閉じかけていた世界が開いていく。
長距離ランナーとしての高い能力を持って生まれ、地道な努力も重ねてきた反面、自分以外には興味がなく、仲間も必要としなかった岡崎優。
箱根駅伝での優勝を狙う陸上部のメンバーからは猛反発をくらうが、同じ1年生のムードメーカー・岩本だけは優を尊敬し庇う。
そんな中、突然の兄の死をきっかけに、優は岩本をサポートする立場に追い込まれるのだが……。
映画にもなった「県庁の星」の大ヒットで、今大注目の著者が、過酷な運命を背負わされた青年の友情と成長を熱く爽やかに描きます。
■内容(「MARC」データベースより)■
目標はオリンピックの金メダル。箱根駅伝は通過点。仲間なんか必要ないはずだった…。
アスリートとして最高の資質を持つ主人公が知った事実とは? 箱根駅伝に懸ける仲間と走るうちに、閉じかけていた世界が開いていく。
【読んだ理由】
「県庁の星」の著者作品。
【印象に残った一行】
『スポーツ選手もさ、泥臭いのがいなくなったんだよ。涼しげな顔でコメントする選手が増えているからな。でも、そういう選手だって人の何倍も練習して、悩んで、不安を抱えてレースに臨んでいる。努力している部分を隠すのが上手だけなんだ。もがくのは格好悪いことじゃない。立ち止まって、戻った構わない。』
【コメント】
天才的マラソンランナーが主役、でも最後は走らないという小説。その訳はその天才性に・・・・・。