日本男道記

ある日本男子の生き様

データの罠―世論はこうしてつくられる

2007年03月18日 | 読書日記
データの罠―世論はこうしてつくられる

集英社

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【一口紹介】
■出版社/著者からの内容紹介■
知らず知らずのうちに世論は操作されている。
巷にはデータが溢れている。「視聴率」「内閣支持率」「経済波及効果」等々。
そのデータにどれほど客観性があるのか。
実はかなり危ういデータが跋扈しているのだ。
本書ではデータの正しい読み方を考える。

■内容(「BOOK」データベースより)■
巷にはデータが溢れている。「視聴率」「内閣支持率」「経済波及効果」「都道府県ランキング」等々…。
新聞、テレビ、雑誌に何らかのデータが掲載されていないことはまず無い。
そして私たちは、これらのデータからさまざまな影響を受けている。
しかし、肝心のそのデータにどれほどの客観性があるのだろうか。
実は、かなり危ういデータが跋扈しているのである。
本書は、さまざまなデータを検証することで、データの罠を見抜き、それらに振り回されない“正しい”情報の読みとり方―データリテラシーを提案する。

■内容(「MARC」データベースより)■
メディアを通して次々発表されるデータに、どれほどの客観性があるのか。
視聴率から経済波及効果、都市ランキング、出口調査まで、さまざまなデータを検証することで、データの罠を見抜き、正しい情報の読みとり方を提案する。

【読んだ理由】
書名に惹かれて。

【印象に残った一行】
『最後に、データの受け手である我々が、データの罠に引っかからずにデータの良し悪しを見分けられるよう、大事なポイントをまとめて挙げておく。
まず、世論調査が常に客観的な手法で行われているとは限らないことを、しっかりと理解しておく必要がある。
テレビ番組などで、回答数の多さを誇示しているアンケート調査も気をつけなければならない。
インターネット調査の多くやテレゴングといったものは、特定の層を対象していて、世論調査と同一視してはいけない。
国が実施している各種の統計調査も、データの癖をよく理解したうえで活用しないととんでもない失敗をしてしまうことがある。
評価ブームともいううべき現象が起きているなか、地方自治や大学、病院、さらには国のランキングまでもがさまざな機関によって行われている。結果そのものだけでなく、手法や採用されたデータについても関心を持って、ランキングなどの妥当性をそれなりに判断すべきである。
データが示す姿は光の部分もあれば影の部分もある。そのどちらか一方だけを強調することは、分かりやすさという面はあるものの、徒に対立軸を先鋭化させたり、無用の混乱を生じさせる危険性がある。
マスコミが頼りにならないのであれば、我々一人ひとりが賢明な判断を下さなければならない。世論調査はもうこりごりだ。』

【コメント】
マスコミはニュースが少ないと世論調査をすると聞いたことがことがある。内閣支持率云々がマスコミで最近頓に喧伝されいるがこれも怪しいものだしくだらないと、この本を読んで確信した。
 



Daily Vocabulary(2007/03/18)

2007年03月18日 | Daily Vocabulary
3661.run-of-the-mill(ありふれた、普通の、平凡な、並の)
Even innovative things become run-of-the-mill in time.
3662.pop into(~にひょいと入る、~にひょいと入れる、~に立ち寄る)
Sorry I'm late, but I thought I would just pop into the department store while I was downtown.
3663.sip(一口、ひとすすり、~を一口飲む、少しずつ飲む、ちびちび飲む、すする)
He took a sip of beer
3664.nibble(かじる、少しずつかじる、ちびちび飲む)
The fish will soon be caught that nibbles at every bait.
3665.munch(ムシャムシャ食べる)
Tom likes to munch on carrots between meals.
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