日本男道記

ある日本男子の生き様

頭のいい夫婦 気くばりのすすめ―ちょっとしたコツですれ違い解消!!

2007年03月09日 | 読書日記
頭のいい夫婦 気くばりのすすめ―ちょっとしたコツですれ違い解消!!

コスモトゥーワン

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【一口紹介】
■内容(「MARC」データベースより)■
20年以上家庭問題に取り組んできた著者が、研究と経験を踏まえて、結婚生活において生じるさまざまな夫婦間の葛藤を、ちょっとした「気くばり」によって克服して幸せをつかむ、「15の秘訣」を紹介する。

■「はじめに」より■
“結婚生活の破綻は、ちょっとした心遣いを忘れるところから始まる。
結婚の幸福は非常にデリケートにできているから、手荒い扱いは禁物である。
この感じやすい植物は、思いやりのない手で触れただけで傷つき、無関心によって凍りつき、疑いによって破れてしまう。
結婚という幸福の花には、常に優しい愛情をふり注いでやることだ。
暖かい思いやりの光をあててその花弁を開けてやり、どんなものにも揺るがない、「信頼」の鉄壁で守ってやることだ。
こうして成長した結婚という幸福の花は、人生のあらゆる時期に香わしく咲き、老年の淋しさすら甘美な甘さで包むのである。”
トーマス・スプラット(イギリス・1635~1713)

結婚生活で、私たちが戸惑うのは、“自分たちはもう夫婦なのだから”と軽い気持ちで取った態度や、ジョークのつもりで言ったひと言が、思いもよらない反発や怒りを買ってしまい、気まずい雰囲気になってしまうというもの。
結婚生活というものは、私たちが考えているよりも、はるかにデリケートで傷つきやすいものであるということを理解しないままに“出航”してしまったために、私たちの“愛のタイタニック号”は思いもかけない氷山に衝突することがよくあります。
誰もが幸せになりたいと思って、結婚したはずです。
“仲のいい夫婦、かわいい子供たち、楽しい一家団欒、そして温かい我が家を”願って結婚したはずです。
しかし、結婚生活を始めると、夫婦間に予期もしない出来事が次々と起こり、あたかも巨大迷路に迷い込んだ者のように、一つひとつの難題を確実にクリアしていかない限り、本当の幸せな家族になることができません。
私は今まで20年以上、家庭問題に取り組んできました。
そんななかで強く思うことは、この広大な宇宙と自然界が、整然とした物理的、化学的ルール(法則)によって運行しているのと同じように、夫婦や親子などの人間関係にも、はっきりとしたルールがあるということです。情の世界のルールであり、心の世界のルールがそれです。
そのルールを無視した行動をとった瞬間、相手の感情を傷つけ、怒りや反発を買い、何らかの形でしっぺ返しを受けることになります。
それでもなお、その行動を繰り返していれば、つもり積もった恨みがある時点で爆発し、夫婦関係は破綻することになってしまいます。
反対に、そのルールをつかみ、自分の態度を改めていけば、相手は驚くほどやわらいで、好意を寄せてくれるようになります。
こちらが尽くせば、相手は優しくなり、こちらが感謝を示せば、相手からもっと多くの親切が返ってきます。
そして、惜しみない賞賛を送れば、相手からはさらに大きな愛情が降り注がれることを、身をもって体験することになるでしょう。
本書では、そんな内容をわかりやすくまとめました。
私の研究と自身の体験、そして、多くの方々の相談を受けてきた経験を踏まえて、できるだけ本音で率直に書いたつもりです。
なお、プライバシー保護のため、本文中の実例の個人名は、すべて仮名にさせていただきました。
本書の目的は、結婚生活において生じるさまざまな夫婦間の葛藤をちょっとした夫婦間の「気くばり」によって克服して、新婚時代と同じような、いやもっと大きな幸せをつかんでいただくことにあります。
本書が、結婚して何らかの悩みをもっておられるご夫婦のために、また、「これから結婚を」と考えておられるすべての男性と女性のために、少しでもお役に立てば幸いです。

【仲が良くなり幸せがやってくる「15の秘訣」】
1.相手をけなしたり非難したりしない
2.考え方の違いを認めてあげる
3.相手の欠点を無理に変えさせようとしない
4.口やかましく言わない
5.相手のプライドを傷つけない
6.暴力を振るわない
7.乱暴な言葉遣いを慎み優しく話す
8.男と女の欲求の違いをよく理解する
9.愛情表現をよくする
10.性生活を豊かにする
11.聞き上手、話し上手になる
12.男らしさ・女らしさを磨く
13.あらゆる面で思いやりをもつ
14.相手の気持ちを重視する
15.不倫をしない
【夫婦愛の成長を妨げる原因】
1.男と女の欲求の違いがわからない
2.愛情表現をしない
3.性生活がうまくいかない
4.楽しい会話ができない
5.男らしさ・女らしさを失う
6.思いやりを欠く
7.相手の気持ちを無視する
【やっていはいけない夫婦間のタブー】
1.相手をけなし非難する
2.自分との考え方の違いを認めない
3.相手の欠点を無理に変えようとする
4.口やかましく言う
5.相手のプライドを傷つける
6.暴力を振るう
7.不倫をする

【読んだ理由】
ノーコメント!

【印象に残った一行】
『結局、「変えられないのは過去と他人、変えられるのは未来と自分」という教訓をいかに自分自身が悟れるかにかかっています。』

『夫婦はお互いに愛も性も求めていますが、その比率には大きな違いがあります。女性は、愛:性=7:3、あるいは、8:2ぐらいの比率で、愛情が優先で、精神的な愛情の証をいつも求めています。男性が女性の心理で一番理解できていない天が、まさにこの欲求なのです。(中略)当然ことながら結婚した男性は、”愛も性も”求めています。精神的愛情にも性的欲求にも満たされたいと思っていますが、その比率は女性とは大きく違っています。男性の場合には、女性と逆で、性:愛=7:3ぐらいの比率で性的欲求の充足を強く求めています。』

『一方、男性が一日に話す単語数は約3~4000語、「オー」とか「ヤッ」とかの声や音は1~2000回、ボディランゲージは2~3000回と言われています。合わせても約7000回、女性の三分の一程度です。』

『「男らしさ」とは、「女を幸せにできるすべての要素」である。
 「女らしさ」とは、「男を幸せにできるすべての要素」である。』
『愛情は「もっているだけ」ではダメで、「なんらかの形で表すこと」が必要なのです。』

『夫も妻も「愛と性」を求めていますが、男性は「性から愛へ」、女性は「愛から性」へという傾向があります。この男女の微妙な心理の違いが、時として二人の関係に深刻な誤解を生じさせ、夫婦関係を破綻に追いやってしまうことがあります。』

【コメント】
う~ん、なるほど。参考になる。後は一つでも二つでも実践あるのみか。
 



Daily Vocabulary(2007/03/09)

2007年03月09日 | Daily Vocabulary
3616.have an impact on(~に影響・衝撃を与える、~に波及する)
A single sales contract has an enormous impact on a company's business results.
3617.line of business(業種、取扱商品、取扱品目、営業科目)
We wish you to publish our name and line of business in your organ.
3618.big picture(大局、世界)
We should look at the big picture and spend time on long-range planning.
3619.in line with(~と一致して)
I referred the student to a company whose operation is more in line with his qualifications.
3620.encouraging(勇気づける、励みになる)
His encouraging words cheered up the tired soldiers.
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