日本男道記

ある日本男子の生き様

明日の記憶

2006年09月08日 | 読書日記
明日の記憶

光文社

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【一口紹介】
■出版社 / 著者からの内容紹介■
知っているはずの言葉がとっさに出てこない。物忘れ、頭痛、不眠、目眩――告げられた病名は若年性アルツハイマー。
どんなにメモでポケットを膨らませても確実に失われていく記憶。
そして悲しくもほのかな光が見える感動の結末。
上質のユーモア感覚を持つ著者が、シリアスなテーマに挑んだ最高傑作。

■内容(「BOOK」データベースより)■
「まずお歳を聞かせて下さい」「ここはどこですか」「次の三つの言葉を覚えて下さい。
いいですか、「あさがお」、「飛行機」、「いぬ」「今日は何曜日ですか」「さっきの三つの言葉を思い出して、言ってみてください」人ごとだと思っていたことが、我が身に起きてしまった。
最初は物忘れ程度に思っていたが、若年性アルツハイマーの初期症状と告げられた。
身につまされる傑作長編小説。

■内容(「MARC」データベースより)■
人ごとだと思っていたことが、我が身に起きてしまった。
若年性アルツハイマーと告げられた佐伯。
彼には、記憶を全てなくす前に果たさねばならない約束があった…。

【読んだ理由】
第18回(平成17年度)「山本周五郎賞」、2005年「本屋大賞」の第2位の作品。
2006年映画化作品。 

【印象に残った一行】
『頭は記憶を失っても、体には記憶が残っている。私にはまだ動く指がある。動かせるうちはだいじょうぶ、私はちゃんと生きているのだ。
自分の病気も、もう恐れはしなかった。私自身が私を忘れても、まだ生命が残っている。そのことを嬉しいことだと思った。』

【コメント】
50歳にして若年性アルツハイマーに侵されてゆく、主人公の姿がリアルに描かれており、記憶を失うことの恐ろしさがヒシヒシと伝わってくる。
 アサヒビール「うまい樽生が飲める店検索」 



Daily Vocabulary(2006/09/08)

2006年09月08日 | Daily Vocabulary
2706.detest(嫌悪する)
He detests the way his boss treats him.
2707.vacuum(真空、空虚、電気掃除機をかける、吸い取る)
Before the merger,Tom vacuumed up all the company's stock he could find.
2708.diplomatic(駆け引きのうまい、如才ない、人の扱いがうまい)
She is good at putting on a diplomatic smile.
2709.turn the table(局面を逆転させる、状況を一変させる)
Now let turn the table and ask audience members to contribute their experiences to the discussion.
2710.higher-up(上役、上司、高官)
That stubborn old man would never listen to his younger higher-ups.
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