3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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帯広ロッキーを求めて

2024-08-08 19:11:00 | 
20240808

今日で仕事はひと段落、お盆休みに入る。

その嬉しさで舞い上がってしまい、ひとつ電車で遠出することにした。

ただ何も目的がないのもなぁと思い、やりたいことリストを引っ張り出す。

目的地は…

求名。

これ読めるだろうか。
ぐみょう、と読む。

マジで遠かった…

午前中は仕事だったので、午後の半休。
昼メシは食べない。なぜならこの求名という駅でラーメンを食べるというのが俺のやりたいことだったからだ。

職場の最寄駅から中央線でお茶の水、総武線で錦糸町、そこから千葉駅まで行って、外房線で大網駅まで。更に東金線という線に乗り換えて求名駅。

実に2時間以上の電車の旅である。

千葉駅で途中下車。
千葉県護国神社へ立ち寄る。

調べないで古い情報で降りたのだが、実は千葉県護国神社は千葉駅の近くの千葉公園の中から、移転したらしい。公園にたどり着いてネットの情報でそれを知ることになった。

30分を無駄にしてしまったが、タクシーを拾って強引に千葉県護国神社に到着。

めっちゃ新しい…

参拝し、御朱印を頂いた。

千葉駅に戻ってきた。さぁ、ここからまたやく40分電車に揺られることになる。東金線なんて路線は初めて乗った。

東金線で隣に座っていた美人のお姉さんがいきなり話しかけてきてびっくりしたが、色々話した。日本だと珍しいよね、こういう感じ。海外の電車とかよくあるけど。

向こうはキリスト教のボランティアをしているらしく、鳥取から来ているらしい。求名の前の駅、東金で降りていった。俺がこの辺の人間ではなく、わざわざ2時間以上かけてラーメンを食べにきたと知ると、楽しんで行ってください、とのこと。久しぶりだこういう感じ。

漸く、漸く求名駅に到着。
長かった…



気付けばずいぶん遠いところまで来たもんだ…

ホームはこんな感じ。良くない?
もっとガラガラかと思いきや、城西国際大学があるらしく、人は案外降りていた。

まさかの無人。久しぶりに見た。

駅の高架橋を登って景色。結構くるところまで来たなぁ。

更に、ここからそのラーメン屋までは徒歩25分の道のりである。ここまで来たら楽しみしかない。灼熱の中、ほてほてと汗を垂らしながら歩く。



ラーメン屋までの道。

看板が見えた時は一人だったが小躍りしてしまいそうなくらいに嬉しかった。

帯広ロッキー本店。

カバンを置いて記念撮影。来たぞ、ここまで。

注文するものは既に決まっていた。メニューを一切見ずに注文する。


これだ。
『かにみそらーめん』
しかもジャンボサイズ。このどんぶりがマジでデカいんだよ。

これがマジで美味い。多分食べるのは10年ぶり。

このどんぶり乗りデカさ、伝わるかな…

美味すぎて貪りつく。実に3時間かけて来たのに15分程で楽しみが終わってしまった笑

店内の感じ。クマの置物があるのが懐かしい。

なぜ俺がここまでして帯広ロッキーのかにみそラーメンを食べに来たのか。久しぶりにかにみそラーメンが食べたくて食べたくてしょうがなかなったんだが、実は4年前まで練馬の大泉学園に住んでいた。

で、大泉学園にはTJOYという映画館があって、その映画館の下に帯広ロッキーが入っていた時期があった。2年くらいしか被らなくて、そんなに何回も行ったってわけではないんだけど、何回かかにみそラーメンを食べてめちゃくちゃ旨くて。
その後龍ノ源という味噌ラーメン屋に変わって、そこはそこで美味かった。

その大泉学園時代の味がどうしても食べたくなったわけ。

で、調べたら本店が千葉の求名という電車で3時間くらいの場所にあることがわかったので、行ける、と思った訳だ。

ラーメンひとつにここまでの移動をする。普通はあんまりしないのかもしれないけど、俺はこういう行動が好きだ。

何にも変え難い美味さがあった。
懐かしさもあった。

帰りは大網から東京駅まで直通の電車に乗れたので比較的楽だった。

次は車で行こうかな。