3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

白の世界

2010-12-15 18:29:22 | 徒然
12月も中旬に突入した。


最近天気が不安定だ。


職場の窓から灰色の空を眺める。

そこから見えるのは高層のビル郡。

建物の色は失われ、見るもの全てがモノクロームの世界に見える。

たまにそんな空が無性に見たくなるときがある。


色が曖昧になったモノクロの世界。


曇り空の中、しとしとと雨が降ったりやんだり。


そんな景色をぼー…っとただ眺めているのが好きだ。



冬の名に恥じない夜の寒さ。

夜になっても星も見えない。ただ身に染みるのは寒さばかり。

そんな中一人で歩くと取りとめもないことを色々と考える。


もっともっと寒くなればいい。

そして全てを凍りつかせてしまえばいい。

灰色の空の下、目に見えるもの全てを真っ白に染めた雪が全ての音を吸収して、時間が止まる。


そんな景色を今日も夢見て家路に着く。


そして自分の考えたことが余りにも下らなくてちょっと笑った。