3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
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春はあけぼの

2010-01-09 00:12:33 | 
あけましておめでとうございます。
2010年の初日記です。

久しぶりの日記となるわけだが、
何も書く事がなかったわけではないんだ。
ただそれらを日記に書く気力は間違いなくなかった。

とりあえず私は元気ですと書きたいのだが実際には元気ではない。

なんと驚くべきことに、12月31日~1月1日に行ったカウントダウンライブの筋肉痛を未だに引きずっているという貧弱ぶり。 これには当の自分が一番驚いた。
ちなみに2日、3日は階段を下りることもできなかった。

しかも北海道で、すのうもおびるなる乗り物で調子に乗って飛ばしまくったため、悪化した。



そうそう、北海道行ってきたんだ。



真冬に行った北海道の旭川、富良野、美瑛。
夏の富良野は旅行ガイドブックとかでよく見るが、冬の美瑛・富良野は何もかも真っ白で異世界。無駄に芸術的な空間でシンとしていた。何かすべてが凍り付いていた。

その中で行った牧場の中の動物たちの姿がとても温かかった。

もちろん、旭山動物園にも行った。
しかもペンギンの行進も見れた。
旭川しょうゆラーメンも食って、大満足の旅。


その前には初日の出を見に、カウントダウンライブの後、直で富士山まで行ったりもした。



やっぱり伝統的な初日の出スポットであるからして、カメラマンが勢ぞろいしていた。
めっちゃ寒かった…

俺はぎりぎり明けるか明けないかくらいの青とも緑ともつかないよう紫の空が一番好き。
夜明け前って雰囲気。あの空はなんであんなに綺麗なんだろう。

で、ちょうどあけてくる頃になると、空が紫になってくる。
そして、やまぎわからだんだんとオレンジ色に明るくなってくる。
まさに、『枕草子』の「春はあけぼの」の情景描写と全く同じ。


「やまぎわ少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」


1000年前に清少納言が見た景色もきっとこんなんだったんだろうな。



1000年前の人と景色を共有した気分になる。
別に1000年経とうが、この景色が綺麗だってことに変わりがあるはずも無く、
普遍的な景色にしばし酔いしれるのであった。