山横目のブログ

日々のつぶやきや旅の忘れじを書き綴ります。

桜が満開

2023-03-29 15:40:13 | 日々、つぶやき(2)
3月29日 朝から晴れて春の陽気だが、涼しい東風が入って肌寒い。水戸では桜の満開の時期が過ぎたが、このところ雨が降ったり肌寒い日が続いていて、花が長持ちしている。
生まれ育った太田の森の上というところにある一本桜の木が見頃になっていた。
子供の頃はこの桜の木は周りを麦畑に囲まれていて桜が咲くと目立っていたが、木の大きさは半分ぐらいの高さしかなかったように思う。現在では木の高さは12〜13メートルまで大きく成長したが周りは放置された農地となってしまった。

この地区の近くの三本杉というところに農作業の基地となっている作業場があって、その敷地の隅に植えていたピンクのアセビが咲き出していた。

水戸の那珂川の河畔でも菜の花が咲きだしていて、空の青や川の水色に映えていて春らしい景色になっている。
毎日のように川の水面に姿を見せているカンムリカイツブリが、今日も澄み切った水面にカップルでいるところが見られた。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春先・那珂川の水鳥ほか

2023-03-18 16:22:45 | 日々、つぶやき(2)
3月18日 朝から雨の一日になった。気温は8度までしか上がらず、冬の日が戻ってきた。先週は初夏の陽気の日もあったが、3月に入ってからは日毎の気温の変動が激しくなってきており、天気も来週は雨の日が続く予報となっている。開花し始めた桜も冷たい雨に打たれ、可哀想な気もするが低温が続けば、しばらく咲き続けるのではないかと思われる。
昨日は珍しく那珂川・水府橋の橋の下あたりで、白黒の水鳥を見つけた。ネット検索ではキンクロハジロのようだ。
黄色いくちばしの形ははカモのようで、色は白黒模様の目立つ色、時折潜水して獲物をさがしている。

1月ごろから毎日のように見かけるのがカンムリカイツブリと一回り小柄なカイツブリでここ半月はカンムリカイツブリが6〜7羽、カイツブリが5〜6羽が住み着いているような状態になっている。(上・カンムリカイツブリ、下・羽毛が全体に黒っぽいのがカイツブリ)

普段カイツブリ類は群れをつくらず、離れて狩りをしていたが最近では、つがいらしい振る舞いをする様子も見られる。
河川脇の堤防や川岸のヤブではホオジロやツグミを見かける。ホオジロは動きが早く、カメラで追いかけるのに一苦労しているがこの日はカメラ目線で答えてくれた。
(下・ツグミ)


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良東大寺・興福寺へ

2023-03-08 09:17:45 | 西国巡礼(R5.2 和歌山・河内)
3月3日 朝から晴れてこの時期の寒さが戻ってきた。昨日はJR奈良駅に近いホテルに宿泊し、今日の午前中に東大寺と興福寺の国宝館に寄って、11時頃の近鉄電車で神戸に戻り午後1時50分のスカイマーク茨城便で帰る予定にした。
昨日粉河寺に参拝した後、JR和歌山線で御所駅まで行き、そこから近鉄で當麻寺に行こうと思ったが、小雨が降って冷え込んできたので當麻寺行は中止し、そのまま電車であべの橋駅まで行き、大阪クーポンで食事をしようと店を探したが、わかりやすところにある店を発見できず、そのままJRで奈良駅に向かった。結局大阪クーポンは使わずじまいになりそうだ。
(東大寺入り口の南大門)

東大寺の参道では鹿に囲まれて叫び声を上げている中国語圏のグループやハングルの小旗を掲げた韓国からの団体客が訪れていた。やっとコロナが開けてきたような感じだった。
東大寺南大門は鎌倉時代に再建されたもので、少し剥げてきたひさしの部分などに長い歴史を感じる。
この門には東大寺の参拝者に睨みを効かせている金剛力士像がある。鎌倉時代の有名な仏師、快慶や運慶のよって彫られた国宝の阿形像(右手に金剛杵を持っている)と吽形像。


東大寺は中門まで行き、遠目で大仏殿を参拝し、戻って興福寺の国宝館へ向かった。
(東大寺大仏殿)


(興福寺五重塔)

興福寺の国宝館はいつ訪れたても、遠足か修学旅行かの小中学生で賑わっている。今回も元気な中学生の集団と一緒だった。この国宝館には巨大な観音菩薩像があって、毎回手の数を数えることにしている。体の前で組んでいる手が2組(4本)でそれぞれの手に様々な魔法の持物を持つ左右に伸びた手が38本となっている。
阿修羅像のある八部衆像のコーナーも興味のあるところで、これらの神は仏教の神ではなく、諸仏供養の神とされている。たとえば阿修羅像は元は大地に恵みを与える太陽神であったが、また暑さを招き大地を干上がらせる悪鬼とされ、帝釈天と戦う敵役の戦闘神だった。しかし、釈迦の教えに触れたあとで善神になったとされている。
(興福寺南円堂)

南円堂の横を通り、坂道を下り近鉄奈良駅から快速急行三宮行で神戸三宮へ戻った。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

粉河寺(3番札所)へ

2023-03-06 08:46:32 | 西国巡礼(R5.2 和歌山・河内)
3月2日 昨夜は和歌山市駅に近いホテルに宿泊した。今朝起きたときは薄日が差していたが、午前中前線の通過とともに雨が降り出し、降ったり止んだりの変わりやすい天気となった。雨の上がった午後からは冷え込んで寒くなった。
9時にJR粉河駅に到着し、お寺まで歩いて20分ほどかかった。沿道のそれぞれの商店には雛壇が作られ、大小様々な雛人形が飾られていた。
粉河寺の山門に着いたときには、冷たい雨が降り出し雨中の参拝となった。
(入り口の山門)
粉河寺には参道の途中に江戸時代に造られた立派な中門がある。この時代、紀州徳川家の手厚い保護のもとにあったため、お寺が繁栄していたことがわかる。
(中門)
この中門には鎧・甲冑を纏った四天王像が参拝者に睨みを効かせている。四天王像など天部像はインドの古くからの民族宗教バラモン教の流れをくむ守り神で、仏教にとっては異教の神々とされている。釈迦の教えによって仏教を守る守護神となったとされ、姿・服装や持物はかなり自由な格好をしている。
粉河寺中門の四天王像は甲冑をまとい鉾を持っていたりする。顔の形も異国人のように見える。奈良東大寺の中門にも四天王像が祀られ、参拝者ににらみをきかせている。




本殿も大きく立派な造りで、江戸時代1720年に再建されたものとなっている。手前の階段の横には巨大な石を並べ、土留を兼ねた庭園が造られていて、桃山時代の築造となっている。

粉河寺も本殿の中に入ってお参りをさせてもらった。千手観音像(北面観音)、左甚五郎作と言われる虎の像、国宝の粉河寺縁起絵巻のコピー(本物は京都国立博物館に寄託)などを拝観した。

中門の近く、左に分かれる道の側にあった道標(みちしるべ)
「右 粉河寺根来大坂道 左 いせ加うりやま◯◯道」

裏側のもう一面には巡礼者向けに
「右 前山紀三井寺◯◯道」と書かれていた。◯印は現在解読中
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

施福寺(4番札所)へ

2023-03-05 10:30:54 | 西国巡礼(R5.2 和歌山・河内)
3月1日 葛井寺を参拝して、朝の9時半頃、再び藤井寺駅へ戻ってきた。これから近鉄河内長野駅経由で施福寺を目指す。以前は泉中央駅からバスを乗り継いでお寺に向かったが、今回は逆向きの河内長野駅から光明池駅へ向かうバスを途中の国分峠東のバス停で降りて槙尾中学校まで歩き(10分)、11時40分発のオレンジバスでお寺に向かった。この河内長野からのバス路線には女人高野で名高い天野山金剛寺を経由していた。このお寺は珍しく周りを山に囲まれていて、窪地のような場所に多くの伽藍が配置され軒を並べていた。高野山にある壇上伽藍と同じような建物も見られた。次回再び訪れたときには是非立ち寄ってみようと思った。
(施福寺山門)
施福寺へはバスを降りてから30分ほどの山登りの試練が待ち構えている。山門を過ぎて急な階段の山道を休み休み登っていった。休むたびに吹き出す汗を拭った。前回よりだいぶ体力が落ちているようにも感じた。そして冬の寒い間の運動不足を痛感した。お参りを済ませ山を降りてくる参拝者には10人ほど出会った。その中にはかわいいワンちゃんを連れている人もいた。犬の散歩にはちょうど良いコースなのかもしれない。
お寺では、本殿内部へ入って直接仏様にお参りすることができた。仏像の写真撮影が可となっていたので、金色に輝く仏像の姿を撮影することができた。鈍い黄金色が長い歴史を感じさせ、古来より数多くの巡礼者を魅了してきたのだろう。
十一面千手観音菩薩像
お寺には20分ほど滞在し、13時発のオレンジバスに乗るため急いで山を下りた。帰りは泉大津駅に出て、南海電車で和歌山市駅へ向かうことにしていた。槙尾中学校から直接泉大津駅へ向かうバスが有り、和泉中央駅及びJR泉佐野駅を経由して1時間半(980円)ほどかかって終点の泉大津駅に到着した。泉大津駅で昨日ゲットした大阪クーポンを使って昼食にしようと思い、食事のできる店を探したが開いておらず夕方5時からの営業とのことだった。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする