2月27日 今日は朝から快晴の天気で昼頃の気温は30℃だった。風邪の具合いがイマイチなので、午後の2時過ぎまで部屋でゴロゴロしていた。
昨日マンダレーからバスでバガンへ移動した。バガンは曇り空で時折やや強い風が吹いていた。風にあおらて時折砂埃が舞っていた。マンダレーからのバスは鉄道のバガン駅に近いバスターミナルに到着した。なぜかマンダレーからの観光客はここで降ろされた。地元のお客はまだバスに乗っていて、ニャンウーの街中まで乗っていくようだっだ。ちょっと不可思議な状態だった。降ろされてすぐにタクシーの運転手が客引きにきた。ニャンウー街のの入り口にあるホテルまで8,000Kだった。空港の入り口を過ぎたところで入域料25,000Kの徴収があった。タクシーの運転手は翌日のバガン観光の誘いをしていた。1日35,000K、半日20,000Kとのことだった。ホテルで聞いてみると言って、軽く断った。
2時にホテルに着いてチェックインした。ホテルの従業員がバガンの地図を広げ、お寺の名前と位置、朝日・夕日の名所、レストラン街などを丁寧に説明してくれた。その地図もらい、荷物を部屋に置いて、eバイクを借りて(半日4,000K)早速お寺巡りに出た。まずスラマニ寺院を訪れた。幹線道路は舗装されていてバイクの操作も楽だが、幹線道路を外れたお寺までの細い道は砂の道路で車輪を取られ、とにかく走りずらい。 脇の畑ではヤギや牛が放牧されていて、乾燥してわずかに残る草を食んでいた。このスラマニ寺院の近くに、ホテルで紹介していた朝日・夕日の丘というのがあった。わずか5mほどのなだらかな丘で、登り口と降り口に入域券のチェックがあった。
幹線道路を横切って、西側のチーローミン寺院を訪れた。中央部の塔は地震で破損したらしく工事中だった。幹線道路沿いにあるアーナンダ寺院、その西にある巨大な寺院がタビニュイ寺院で高さは65mほどあるらしい。
(チーローミン寺院) (タビニュイ寺院) (アーナンダ寺院)
今日は午後の2時半過ぎから、ホテルでバイクを借りて外出した。日本語を話すガイド付きの現地ツアーでも予約しようかと思い立って、ミャンマー国内線の飛行機の予約を依頼していたニューバガンのトラベル社に出かけた。今がバガン観光のハイシーズンと言う事で、しばらくツアーの予約は一杯と言うことだった。正月には気球の予約でずいぶん忙しかったと言っていた。わずか30分の飛行で300USDと高額だが、日本人客で連日混みあったそうだ。
ニューバガンへの帰り道すがら規模の小さな仏塔を覗いて見た。仏塔の中心部にはキレイに色が塗られた仏様が横たわっていた。仏塔の入り口にはブーゲンビリアが美しく咲いていた。近くの木陰では馬車の馬たちが休憩していた。
今日もニャウンウーの街中で道路工事の現場に遭遇した。簡易舗装をしている最中で、砕石の路盤にコールタールを撒いて、女性達が竹のザルに細かい砕石を入れ、手作業で撒いていた。舞い上がる砂ぼこりに、口と鼻を抑えた。風邪がぶり返し、咳が止まらないようになった。
日本に戻って、なぜバガンのバスターミナルで観光客だけが下ろされ、タクシー利用を強制させられたのか考えていた。たぶん、バガンの入域料を徴収するためなのだろう。地元の人たちを乗せたバスはチェックポイントを素通りしていったのだろう。
(バガンの入域券、表と裏)
入域券をよく読むと3日間有効と書かれていた。日本に戻ってから気が付いた。