山横目のブログ

日々のつぶやきや旅の忘れじを書き綴ります。

茨城へ戻る

2023-04-17 10:40:51 | 西国巡礼(R5.4大和国)
4月14日 朝から晴れていい天気になった。昨夜は神戸三ノ宮の駅に近いホテルに宿泊した。ホテルの手前にあった市役所の施設が解体されて、バスターミナルを造る工事が始まっていた。
朝一番の茨城便は神戸空港を8時10分に出発する。この朝の時間帯は神戸空港から他の空港へ朝一番で出発する飛行機が軒並み出発する時間となっていて、かなり混雑していた。手荷物検査には長い列ができていた。
今回の旅行で感じたのは、まず体力の衰えを痛感した。冬の間体を使う作業(運動)をほとんどしていなかったことが原因と思われる。前回、3月はじめにお寺巡りをしたときは、施福寺の階段登りがかなりきつかった。途中休み休み登る状況だった。今回も長谷寺の屋根のある登廊の階段登りが同じ状態だった。
良かった点は季節が暖かくなってきたため、ホテルで寝ていて寒くなり暖房のスイッチを入れる必要がなかったこと。新緑の季節で空気が新鮮で気分が良かったことなど。やはり、桜の散った4月中旬ごろが旅行するのに良い季節のようだ。

9時過ぎに茨城空港へ戻ってきて14日(金曜日)の茨城便の予約数の掲示板を見た。沖縄、福岡便はほぼ満席で他の便も6〜7割の搭乗率になっていた。コロナが開けて旅行する人が増えだしたようだ。

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當麻寺へ

2023-04-16 08:06:46 | 西国巡礼(R5.4大和国)
4月13日昼頃長谷寺を後にして、近鉄電車を乗り継ぎ橿原神宮駅に着いた。ここから近鉄吉野線に乗り換え、当麻寺駅を目指す。
当麻寺駅からは緩やかな一本道を西へ2kmほど行った山の麓のところに當麻寺の広大な境内があった。その狭い一本道(お寺への参道)の沿道には築100年以上の古い民家が軒を並べていた。
當麻寺のシンボルとなっているのが東西に立ち並ぶ三重塔で国宝になっている。

薬師寺にも東西に三重塔があるが西塔は戦火で焼失しており、現在の西塔は鉄筋コンクリート造りとなっている。国内で東西に塔が現存するのは當麻寺だけとなっている。當麻寺にある中将姫作成の曼荼羅図が鎌倉時代の戦乱とともに人々の信仰を集め、お寺再興に寄与し、浄土宗も受け入れたお寺となった。中将姫は藤原鎌足の孫豊成卿の娘とされ、命を狙われて當麻寺に身を寄せていた。
(仁王門の金剛力士像)
(本殿)
(天部像)


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真言宗豊山派総本山長谷寺へ

2023-04-15 08:27:28 | 西国巡礼(R5.4大和国)
4月13日 朝から晴れていい天気になった。今日は風にのって黄砂が舞うという天気予報になっている。昨夜はJR奈良駅近くのホテルに滞在した。今日は奈良駅から万葉まほろば線で桜井駅まで行き、近鉄に乗り換えて長谷寺を目指す。桜井駅を訪れるのは昨年の11月30日以来二度目となる。その時は聖林寺を訪れて国宝の十一面観音像を参拝した。この十一面観音像は、JR万葉まほろば線沿線の三輪駅から近い大神神社に祀られていたものが明治以降聖林寺に移されたものだった。この三輪地区は古事記にも登場する由緒のある地域で、一説には邪馬台国のあった地ではないかとも言われている。

長谷寺の駅を降り、国道を横切ったあたりからお寺へ向かう街並みは昔の門前町の様子がそのまま残っていて、親しみを感じ心地が良い。お土産屋さんや食堂が軒を並べ、呼び込みの声がして活気を感じる。この日は天気もよく、多数の参拝者が訪れていた。
(山門)
(屋根のある上り階段・登廊)

この登廊のそばには斜面に沿って牡丹の花壇となっていて赤や白の花が咲きだしていた。お寺はどこのお寺でも本殿に近づくにつれて急な階段登りが待っている。冬の間体を動かさずにいたため、途中で息切れがして小休止をしながら階段を登るしかなかった。
長谷寺は西国霊場を開いた徳道上人が開基となったお寺で、観音信仰の根本道場と言われている。そのため信者の長谷詣が絶えなかったと言われている。国宝の本殿は京都の清水寺にある舞台を小さくしたようなせり出した舞台となっており、そこからは新緑に囲まれた山々と街並みを見下すことができ、爽快な気分になる。
(代々の住職や高僧が眠る墓地から見る五重塔)
(そこかしこでシャクナゲが咲き出していた)

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岡寺へ

2023-04-14 15:54:52 | 西国巡礼(R5.4大和国)
11時頃壷阪寺のお参りを終えて門の外に出たが、バスの時間まで1時間ほどあったので、歩いて山を降り駅へ向かった。この頃から雨がパラパラ降り出していた。45分ほどで壺阪山駅へ戻ってきた。次の岡寺は隣駅の飛鳥駅からバスで向かう。
飛鳥駅は明日香村にあるキトラ古墳、高松塚古墳などの古い時代の古墳や石舞台など明日香村に残る史跡めぐりの基点となっている。前回来たときに主な史跡めぐりは終えていたので、今回は岡寺にお参りすることを優先した。
岡寺へ向かう道路の起点となっているバス通りは古い家が軒を並べたままの町並みになっていた。人影がほとんどなく、静かなまちとなっている。
岡寺の山門は他のお寺とは一味違った趣があった。屋根など簡素な構造の山門と濃い朱色の色合いがなんとなく中華風で近代的な感じがする。
本殿は山門とは逆で古い日本の伝統を受け継いだ建物となっている。巨大な塑像の如意輪観音像が参拝者をじっと見つめている。如意輪観音は人々の望む願いを全て受け止め、叶えてくれる仏様だが、じっと睨みつけられているような気持ちになる。
(如意輪観音像)
岡寺はシャクナゲでも名高いお寺でちょうど花の季節となっていた、

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6番札所壷阪寺へ

2023-04-14 14:43:15 | 西国巡礼(R5.4大和国)
4月12日 曇のち雨、最高気温17℃ 昨夜はJR奈良線の王子駅に近い東横インに宿泊した。朝8時発の近鉄で田原本町へ向かい、橿原神宮駅で吉野線に乗り継つぎ9時過ぎに壺阪山駅に到着した。この頃には薄日が指す天気となり、新緑の心地よい風が気持ちよかった。駅からは10分ほどバスに乗り、10時前に壷阪寺に到着した。
壷阪寺はインドの仏教団体との交流があり、インドでのヒンズー教の影響を受けた仏像や彫刻などが資料館に展示されていた。
本殿は「普照殿」と言って1番札所の青岸渡寺と同じ呼び方をする。本尊は十一面千手観音で目がぱっちりとしていて、じっと見つめると眼病に効能があるということだった。最近目が疲れていたので効果があるようにとしっかりお参りした。
お寺の周りには八重咲きのヤマブキが見頃だった。

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