群馬県の前橋で以前の職場仲間の集まりがあり、会合の前に世界遺産の富岡製糸場を訪れた。天気もよく大変な人出だった。構内では明治以降の製糸業の歴史が見られた。意外に思ったのは、富岡の工場では働く女工さんたちに対する待遇が、かなり恵まれていたことだ。工場内には診療所や夜間の習いごと（裁縫など）をする建物もあった。「野麦峠」で名高い諏訪の製糸場とはずいぶん違っていた。明治時代の古き良き建築物も堪能できた。
5月15日 連日25度を超える晴天が続いている。すっかり初夏の天気だ。新緑の緑色もしだいに深い緑色になってきた。県民の森では野アザミが咲きだし、アゲハチョウやヒョウモンチョウが見られる季節になった。いつもの散歩コースにはウグイスカズラの木が赤い実をつけていた。また梅の実も膨らんでいた。カマツカというバラ科の白い花が咲いていた。地味な花でガマズミに似ている。木に名前を書いた札が付いていたので名前を確認できた。
5月5日 連休中なのだが、爽やかな五月晴れに誘われて県民の森を散歩する。昨日までとは風向きが変わって気温が下がり、さわやかな北からの風となった。いつもは平日しか行かない県民の森だが、今日は家族連れでにぎわっていた。隣の植物園はイベント中で沖縄民謡が流れていた。この新緑の季節によく見かけるチョウがコミスジで、飛ぶ姿に愛嬌がある。羽ばたく様子がノンビリしていて見ていて楽しい。東南アジアのタイやラオスでも同じチョウを見かける。5月の山の花、フジ、ヤマツツジ、クルミの花と珍しいゆずり葉の花も写真に収めました。
