山横目のブログ

日々のつぶやきや旅の忘れじを書き綴ります。

サダン洞窟寺院

2020-02-29 08:50:23 | 台湾、ミャンマー(R2.2)

2月27日 パアンの南10㎞にあるサダン洞窟寺院を訪れた。ホテルでチャーターしてもらったタクシーはバイクの後ろに荷台をつないだもので、がたがた道では背中が痛み出すほどを揺れた。これでヤンゴン往復の高速バス代と同じ金額だった。宿の若おかみに一本取られたようだ。

サダン洞窟は大きな鍾乳洞で、入り口を少し入ったところに金色の仏塔と涅槃仏が横たわっていた。涅槃仏の周りは電飾がキラキラ輝いていた。暗闇に光り輝く仏も現代的でよい。鍾乳洞の出口にあった巨大な鍾乳石の塔もみごとだった。

鍾乳洞を出たところは船着き場になっていた。小さな4人乗りの笹舟に乗って、鍾乳洞の中をくぐり、鍾乳洞寺院の入り口に近づいたところで舟を降りた。(船代は3人で乗って、一人当たり1400kt)。周りには穂を出したばかりのイネの美しい田園風景が広がっていた。

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パアンに移動

2020-02-26 20:59:39 | 台湾、ミャンマー(R2.2)

2月26日 タイ国境の町メイソートに近いパアンという町にバスで移動した。バスの所要時間は6時間半ほど。相変わらず30℃越えの暑い日が続いている。バスはVIPバスで3列のゆったりしたバスなのだがトイレがついていない。トイレのないのはある程度予想していたので朝から水は控えていた。バスの出発地、ヤンゴンのアウンミンガー長距離バスターミナルは迷路のように入り組んでいて、巨大なターミナルだった。今回はタクシーでバス会社の事務所まで連れて行ってもらったが、ヤンゴンの中心部からだと36番の路線バスで行くことができる。ただし、初めての場合にはgoogleマップを見ながら歩いてバス会社の位置を探し出すのはちょっと苦戦しそうな気もする。

パアンに到着後、ホテルに荷物を置いて遅い昼食兼夕食を近くのレストランで取り、近くを流れるサルウイン川の川辺に行った。日が傾きかけ、水面にも太陽が映っていた。ゆったりした時間が感じられるミャンマーの風景だ。

町中の風景と少し変わった形をしたパゴダがあったので写真に収めた。

 

 

 

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ヤンゴンのシェダゴンパゴダ

2020-02-25 20:52:48 | 台湾、ミャンマー(R2.2)

2月25日 ヤンゴンは朝からモヤがかかったような天気で始まり、とにかく暑い。体が暑さについていけない。昼間の気温は32~33℃ぐらいだろうか。今日は体を暑さに慣らすことも考えて、近場の名所を路線バスで巡ることにした。まずミャンマー随一と呼ばれるシェダゴンパゴダに36番のバスで向かった。今回はgoogleマップを使いたかったので、昨日空港に着いた時、simカードを購入してスマホにセットしてもらった。4Gで5000kt(約370円)。googleマップで近くのバス停を確認しながらバスを降りた。

シェダゴンパゴダの規模の大きさや仏塔の数、祀られている仏様の数などミャンマー随一だろう。中央の仏塔の高さは99mとのことだ。入り口では外国人からは10,000ktの入場料を徴収された。ちゃんと1枚マスクが添えられていた。

(3枚目は金箔貼りの様子)

1時間半かけて中央の仏塔を一周した。強い日差しと裸足で歩く石畳から温められ、頭がクラクラしてきたので、寺を降り、冷房の効いたバスに飛び乗って市内に戻った。ジャンクションシティで涼んで、向かいのボージョーアウンサウンマーケットで土産品などを見て回った。

(スーレーパゴダと宿泊ホテルのある裏通り風景)

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台湾・ミャンマー旅行に出発

2020-02-25 00:01:48 | 台湾、ミャンマー(R2.2)

2月23日 台湾経由でミャンマーの旅に出発した。広がり始めた新型ウイルスの影響で飛行機が予定通りに飛んでくれるのかどうか、自分が感染しないか、旅行の途中で隔離されてしまったらなど、いくつかの不安材料が頭をよぎり、出発寸前までホテルの予約を伸ばしたり、航空機の予約をキャンセルしようか迷っていたが、キャンセルした場合にはLCCの支払い済の運賃はもどらないので、悩んだあげくエイヤーで出発してしまった。茨城空港から台湾までをTiger、台北に1泊してスクート、エアアジアを乗り継いで24日の夕方ヤンゴンに到着した。

Tigerエアーの茨城空港発は15時だが、10分ほど早い離陸だった。乗客は6~7割程度の込み具合で空席が見られた。この日は晴れていて北西の風が強く吹いていた。スカイマークの神戸便できれいな富士山を何度か見たが、Tigerエアーの台湾便も同じところを飛んで、冬の雪をかぶった美しい姿を見ることができた。ただし、乗客で写真を撮っていたのは数人ほどで台湾の人たちには関心が薄いようだ。

                                       (夜の台北駅)

台湾入国時に健康状態の調査書用紙が配られ、自分の連絡先や宿泊ホテルの電話番号の記入などを徹底して行っていた。結構ピリピリした雰囲気だった。一方、タイではカメラによる体温測定を徹底して行ってた。中国人のいなくなったイミグレでは並ぶ列ができないぐらい空いていた。イミグレの係員も暇を持て余し、ピリピリ感はほとんどなかった。ヤンゴンでも健康状況の調査書が配られたが、ほとんど緊張感はなかった。

(桃園空港のキャンセル便の様子とドンムアン空港のトランスファー窓口など)

ドンムアンからヤンゴンへの飛行機の隣の席が偶然にも日本人の若者だった。それも同郷の茨城出身とのことだった。健康調査書の住所欄に記入したIBARAKIの文字を見て話しかけてきた。これから夜行バスでバガンに行くと言っていた。空港内でともに夕食を食べ、のどの痛みがあるとのことで持参した龍角散のど飴をあげた。あまり気の進まない旅に出て、意気消沈していたが、若者と話ができてすこし元気が出てきた。

 

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立春・弘道館

2020-02-04 12:50:00 | 日々、つぶやき

2月4日 今日は立春。薄日のさす肌寒い天気になった。暦では春の始まりということで、弘道館の梅を見ようと久しぶりで館内に入った。入り口で入場料が2倍に値上がりしていてびっくりした。偕楽園も観梅の時期は入場料の徴収を始めると言っていた。知事が変わって県も一段と「がめつく」なってきたようだ。入り口の係員の話では、先日完成した旧県庁北側の北柵御門は県の復元工事だったようだ。市の大手門復元工事と張り合うようにして門を作ったようだが、土手をわざわざ崩してまで作る程のものかどうか、ほとんど何のインパクトもない御門の復元だったと思う。

弘道館内ではすでに早咲きの梅がずいぶん咲き出していた。暖冬のせいで梅の開花が10日ほど早いと茶店の主人が言っていた。私を含め数人の高齢者カメラマンが梅の写真を撮っていた。ロウバイは満開を過ぎていたが甘い香りを漂よわせていた。

サンシユはまだ蕾だが実の先が黄色くなっていてまもなく咲き出しそうな気配だ。至善堂の南側の建物の陰に、いつ行っても花を咲かせているギンモクセイの木がある。だいぶ枝を切られて丸くなっていたが今日も白い花が見られた。

弘道館は昼間各部屋の障子が開いていて、縁側から中に自由に出入りができる。久しぶりに最後の将軍となった徳川慶喜が大政奉還後に蟄居謹慎していた至善堂をのぞいてみた。床の間の掛け軸には父斉昭の歌碑の拓本が掲げられていた。江戸末期の水戸学の基本思想となった尊王攘夷論の「尊王」部分の考え方を示している。慶喜の考え方も父斉昭を継承していたということなのだろう。

弘道館の向かいで行われていた大手門の復元工事が完成していた。こちらも高齢者カメラマンの格好の標的となっていた。

 

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