12月25日 晴れ、寒波到来で冷たい北西の風が吹き続いていたが、今朝は風がやんで穏やかな冬日となった。弘道館の梅が咲きだしているようなのでカメラを持って出かけた。入場者用の門の前にはすでに門松も飾られていた。
館内の早咲きの梅の中にはすでに一分ぐらいに咲きだしている梅の木もあった。その梅の木の周りでは、すでに梅の香りが漂い始めていた。
今年の秋から冬にかけては比較的温かい日がつづいてきた。やっと12月中旬になって寒気が流れ込み冬らしい寒さになった。そのような訳で梅の開花が進んだのだろう。
白梅は咲きはじめの早いうちが純白で美しい。特に八重咲きは一層の深みを感じる。紅梅は鮮やかな赤より淡いピンクのほうが見ていて落ち着く。
11月から寒気が入り冷え込んだ日があった年は、梅の開花は進まず、代わりにロウバイが咲き出すようになる。今年はその逆でロウバイはまだつぼみのままで、至善堂前の株ではまだたくさんの青い葉がついていた。
弘道館向かいの復元された大手門は新しかった木材の肌が次第に枯れ葉色に変わって、門自体に昔の趣が感じられるようになった。