11月29日 朝から晴れて穏やかな小春日和の一日になった。朝の最低気温は5℃、最高気温は18℃まで上がり、久しぶりの秋らしい一日だった。水府橋の水戸側で行っていた道路工事も連日の夜間工事を終えてほぼ完成したようだ。川沿いに城東方面に向かう道路は渋滞がなくなった。
いつものように対岸の青柳側河川敷では水戸ホーリーホックの練習が行われていた。川面にはカモのつがいが遊び、岸辺に近い水辺ではアオサギがのんびりと日光浴中だった。岸辺の草むらではホオジロも見られた。
水府橋から少し西に行った道路沿いに大きなクルミの木があって、土手にはたくさんのクルミの実が落ちている。この時期になると落ちたクルミを拾って道路に落とし、車にひかせて割れたクルミを食べているカラスがいる。正確に言えば、拾ったクルミをくわえて道路に落とし、割れたところをついばんでいたいたのだが、たまたま通りかかった車がクルミを轢いて割れたところを食べるようになった。車がクルミを轢く音(バチィ、ブスッ)という音を近くで聞いていて、音を聞くとすぐ飛んでくる。自分で拾ってきたクルミを落とした時は、近くの電線で待機している。道路に落ちたクルミは縁石のそばなど勝手なところに転がっているのだが、このクルミを通る車の車輪の位置になるように位置を調整してやるのが私の最近の仕事になっている。
太田の田んぼ、三本杉の周りの紅葉がちょうど見ごろとなっていた。また、毎年のように田んぼの土手がイノシシによって崩されていた。用水路の土手の肩の部分を崩してミミズを掘り起こして食べているようだ。用水に落ちた土については2週間ほど前に泥上げをしておいたが、田んぼ側の土手ののり面がまた崩されていた。毎年11月になると山からイノシシが下りてきて、そこいらじゅうで暴れまくっている。大震災の後、特にひどくなっている。