紅葉を見に行った翌日の11/13(日)は,旧町屋変電所の「赤レンガと銀杏祭り」へ。明治42年(1909年)に日立鉱山によって建設された町屋発電所の変電施設として建設されたこの建物は,河内の文化遺産を守る会の皆さんの力によって,良好な状態で保存されています。クルマで行ったのですが,横浜とか県外ナンバーが意外に多くてビックリ。
いや~。素晴らしい。里川のせせらぎを聞きながら散策するだけでも心が洗われる思いです。あたり一面の田んぼには,地元の子供たち手作りの行灯が並べられ,中にはロウソクが灯っています。これだけの数の行灯を作るのも大変だし,火を点けるのもすごく大変でしょうね。行灯には絵やメッセージが書かれているのも沢山ありました。
露店も結構な数が出ていますが,ほとんどが地元の人たちが地元の産品を販売しているものです。陶器や野菜,手工芸品などなど。地元産の新蕎麦を手打ちで食べさせてくれる店は長い列。悔しくも断念!蕎麦をこねているおじさんと話しました。見たら,新蕎麦はやっぱり青かったです。風情のあるこのまつりを見ることが出来て大いに満足でした~。
この土日は天気も体調もいまいち。昨日は一日じゅう雨。今日は走るつもりで6時に起きたのですが,思い切り雨。とりあえず朝飯食べて,上がるのを待て走るか・・・,どうしようかなー,とグダグダしているうちに,また眠たくなって,布団で10時までグーグー眠ってしまいました。
なんだか調子が上がらないので。思い切ってこの土日は休脚日にしますか…。
さて,里川には5つの水力発電所があるのですが,そのうち上流から三つ目の「賀美発電所」が本日限定(なのか)で一般公開されるというので,クルマで行ってきました。これまで自転車で走ったときに外からは見ているのですが,中を見るのは初めてなので,実はかなり楽しみにしていました。
行ってみると,作業服を着た東京発電(東京電力の子会社。里川,十王川,花貫川などの発電所を管理)の人が快く迎えてくれて,施設内を懇切丁寧に案内,説明してくれました。
この発電所は大正8年に創設。建屋は当時のものを今なお使っているそうです。なるほど,上を見上げると木の古い梁が組まれています。
最大出力は570kw。使用水量毎秒3トン。落差は33メートル。日立製作所の発電機は昭和42年製です。
普段は無人で動いており,点検保守のために月に一度人が入るそうです。
僕は文系人間なので,こういう技術系の人の話を聞いたり,施設を見学するのは大好き。「注油はどうしてるんですか?」とか「ベアリングの交換は年に一度ですか?」とか質問したり…。とにかくワクワクしました。
親切に説明をいただいた担当者の方,ありがとうございました。
今日は仕事を打っ棄って,クルマで水府へビューンと行っちゃいました。クルまで行った理由はいくつかあるのですが,最近体がきつくて疲労感が強かったので温泉に入りたかったのと,いつもは自転車で走っている山田川の周辺をゆっくりと歩いてみたかったのです。
今日は最高気温27度位で汗ばむほど。でもこの先の予報を見ると,今年この気温が出るのは今日が最後。それでは!!と,夏の名残を惜しみながら,半袖でリュック背負って山村の道を歩いてきました。歩くっていいですね。自転車じゃ味わえない感覚です。
子供の頃に遊んだのはこの辺だったよなー,とか,魚取りした川はこの辺だったよなー,とか。
古い記憶の郷愁に浸りながら心身ともに癒されて,心底満足しました。やはし自分のDNAに刻み込まれた水とか土の匂いは体が覚えてる。本当に安心する。。安らぐ…。
帰りは夕闇迫る川のほとりに独り座り込んで水音を聞きながら30分ばかし。人が見たら異様だったかも…。でも満ち足りました。
7年物のパソコンがダウンしていたため,しばらくのあいだ写真をアップできませんでしたが,今日から復活します。といっても今週末も自転車には乗れず仕舞い。今日なんか弱風の晴れ日で,絶好の自転車日和だったんですけど(><)。体調不良でもナシ。けど訳あってクルマで大子町方面へ行ってきました。
アップするのは昨年も行った「外大野のしだれ桜」。水戸光圀が手植えをしたといわれる推定樹齢300年。樹高は約20メートルです。今年もきれいでした。大地震のため「さくら祭り」は中止になってましたが,むしろこういう桜は静かに愛でるべき。見に来ていた人たちもきっとそう思っていたんじゃないかな。画像,クリックしていただけると有り難いです。




偕楽園はいつでも自由に入れるので,早朝からウオーキングの人がちらほら。園内を歩き始めると,快晴の青空にピンとした冷気が実に気持ち良い





南側の斜面を降りてみると,池の水面から水蒸気が上がってる~。うーむ,やっぱり気温が低いのね


