もっと乗りた~い,自転車に!

自然の中をロードバイクで走るのが大好き。現在の愛車ははPINARELLO GAN-RS(2016)。

『大学の若大将』

2009-11-30 | 映画
『大学の若大将』は61年公開の東宝映画。大ヒットとなる若大将シリーズの第一作。主演はもちろん加山雄三(当時24歳)。他に「青大将」こと田中邦衛や,有島一郎,星由里子など。NHK-BSで放映されたものをビデオテープに録画した。
昔からこの映画の存在は知っていたが興味を覚えずにいた。しかし観てみると自分の不覚に気付くことになる。軽快且つさわやか(同じか)でいてコミカルな作風には,日本にもこんな良質な娯楽映画があったのかと感心させられた。
デーブ・スペクターが若大将シリーズの大ファンだというのを聞いて,なるほどね!と思った。

夜ラン33㎞。

2009-11-28 | 自転車
自転車に乗るのは久しぶり。今日は夜になっても北風が強く,なんだか走っていても気分が上がらない。ひたちなかのマラソン道路を通って日立市まで走って帰ってくる。久慈川に掛かる榊橋の気温計は9℃。そんな寒くないのに体温が上がらず気持ちよくない。薄着をしているせいか?前回の夜ランは5℃でも気持ちよく走れたのに…。

体が不調ということ。そんなわけで早々に切り上げて30㎞止まり。なんだかなあ。
Dst 33.2 Av22.8

『死に行く者への祈り』

2009-11-27 | 映画

『死に行く者への祈り』は87年公開のイギリス映画。主演はミッキー・ローク。
あれは確か15年くらい前のこと。当時親しかった美大出
の友人が「隠れた名作」といって教えてくれた。
IRAの元メンバーで殺し屋としてしか生きることのできなかった孤独な男と,偶然知り合った神父との友情,懺悔と許し。そして盲目の少女との愛を描いた作品。
最後にミッキー・ロークが爆弾で崩壊する教会のマリア像にしがみついて堕ちてゆくシーンは脳裏に焼きついている。そして地面で息絶えようとする彼に急いで寄り添って祈る神父。罪を犯したテロリストも死の間際において救済されたということか。ならばそれが観た者への救いでもある。


『白い恐怖』

2009-11-26 | 映画
映画『白い恐怖』は45年のアメリカ映画。主演はイングリッド・バーグマンとグレゴリー・ペック。どこのスクリーンで観たかは失念。
記憶喪失を患ったペックの記憶=二本の白い線の謎を,精神科医であるバーグマンがペックの夢の分析を通して解き明かしてゆくというサイコスリラー。フロイトの精神分析の手法が使われている点や,シュールレアリズムの巨匠ダリの美術がペックの夢のイメージに使われている点も映画の魅力のひとつ。
ストーリー展開は総じて地味だが,バーグマン出演の映画の中では彼女の美貌をもっとも堪能できる作品で,それは観ていて息を飲んでしまうくらいだ。

『汚名』(Notorious)。

2009-11-25 | 映画
『汚名』(Notorious)は46年作のアメリカ映画。監督はヒッチコック。ケイリー・グラントにイングリッド・バーグマンが出演。学生時代に観たのは早稲田松竹だったか…。ヒッチコック映画は大好きだしバーグマンはいちばん好きな女優であって,この映画はまさに自分好み。
内容はナチスのスパイの娘とFBI捜査官の恋物語を描いたサスペンス。「映画史上最も長いラブ・シーン」といわれたバルコニーでのキスシーンをはじめ,諜報と恋愛の見せ場がいっぱい。フィルムのプリントもきれいな仕上がり。
バーグマンの好きなところはその品のある端正な顔立ちと,きれいな英語の発音。彼女はスウェーデン生まれなのに,どうしてあんなにきれいな英語を話すのだろう?

ジャケ買いCD。

2009-11-24 | 音楽
SONNY CLARKについてはほとんど知識が無かったが,CD屋で見るたびに「ジャケット格好イイなあ」とずーっと前から思っていたので,確か今年の1月に渋谷のタワレコで購入。“Cool Struttin'”はBlue Noteレーベルから58年にリリースされた作品。SONNY CLARKがピアノ。ART FARMERがトランペット。JACKIE McLEANがサックスをやっている。ベースとドラムの二人の名前は知らないのでパス。
ジャケ買いしたLPやCDは中身も良い,というのは音楽好きな人たちのなかでは共通の経験則であり,このCDもとても良かった。願わくはLP盤でも所有したかったアルバムのひとつ。


パノラマライン走れず。

2009-11-23 | 自転車
今日はユーゾーさんfuzz_faceさんのグループツーリングに加えていただき,「奥久慈パノラマライン」を走ることになっていたのですが,この3~4日食事が喉を通らず体に力が入らないために自転車走行は無理…。集合地点の竜神ダム入り口まで,お詫びをかねてご挨拶に伺いました。短い時間でしたがユーゾーさんとは写真の話を,fuzz-faceさんとは音楽の話をさせていただき楽しかったです。
雨も早朝には上がり好天候に恵まれたので,ナツさんの撮影されたコースの写真を見て,参加した皆様のツーリングの様子をひとしきり想像いたしました。

THE ROOSTERS ‘Case Of Insanity’

2009-11-22 | 音楽
人間というやつは,否,僕という人間は,あっという間に堕ちるところまで堕ちてしまう。アルバム“INSANE”は81年のリリース。学生時代にダビングしたカセットのケースはすでに無く,手製のインデックスとTDKの安いテープに録音が残るのみ。‘Case Of Insanity’は今の自分が聴くにぴったり。
自分でも覚えてないが,なぜかPantaの‘マーラーズ・パーラー’も同じテープのB面に録音してあって,これも聴いていてたまらなくなる。

THE ROOSTERS “Φ PHY”

2009-11-21 | 音楽
今日はこれを聴いている。ルースターズの傑作であり,ボーカルの大江慎也が精神的におかしくなり始めた頃にリリースされたアルバムで,大江在籍の最後のアルバム。1曲目に収められている‘Venus’は繊細な透明感と危うさが入り混じった,何度聴いてもたまらなくなる曲だ。
実は大学時代に学祭の野外ロックで観た。寒空の夜のステージ上で華奢な体にヨレッとした白いシャツを着て歌う大江は,すでに危険な感じがした。後ろから人波の凄い圧力に押し潰されながら,僕は何かすごいものを観ている感覚を覚えていた。
お金の無かった頃なので,西荻窪の貸しレコード屋でルースターズのアルバムをありったけ借りて陽の当たらぬ4畳半の部屋で聴いていた。
“Φ PHY”は03年にCDで発売されたがすでに生産中止になっているらしく,
amazon.では中古物が12,800円で出品されている。妥当な価格であって,僕もダビングしたカセットテープを持っていなかったら迷わず買っていただろう。

『波の塔』の有馬稲子は美しい。

2009-11-20 | 映画
映画『波の塔』は1960年の作品。出演は津川雅彦,有馬稲子ほか。
内容は…
週刊「女性自身」に長期にわたり連載された松本清張原作による恋愛サスペンス。政治ブローカーの夫を持つ妻・頼子と青年検事・小野木は,偶然の出会いから恋仲に。そんなある日,小野木は担当する汚職事件の鍵を握る男が頼子の夫だと知る
(「キネマ旬報社」データベースより)。

松本清張の小説は「社会派ミステリー」とも評されるが,この作品はそれに男女の激しい恋愛を織り交ぜたもの。夫(←これが悪徳)ある女性(有馬)とうら若き青年検事(津川)との恋仲を描いたという点ではよろめきドラマと言えなくもないが,映画を観るとその一言では片付けられない。

とにかく,撮影時28歳の有馬稲子が美しい。津川雅彦の出張の帰りを有馬が上野駅で待つというシーンがあるのだが,津川を出迎えたときの有馬の「おかえりなさい!」という笑顔。恋にときめく女性の嬉しさが表情から溢れ出ている。これが演技とすればすばらしい演技だ。その表情は本当に可愛らしく,そして素敵だ。僕はDVDを何度も巻き戻して見入ってしまった。

WHAM! “Make It Big”

2009-11-19 | 音楽
「え?ワムかよ?」と言われるかもしれませんが…。はい。80年代にブワーッと出てきたあのワムです。しかしワムは,アイドルタレントの顔をした,実はなかなかの実力バンドなのであります。
このバンドはジョージ・マイケルのアイドル性が強調されたが,御存知の方もある通り,彼の音楽性は黒人音楽に依拠しているところがあり,先入観を持たずに聴いてみるとなかなか良いんです。84年録音の“Make It Big”はアイズレー・ブラザース(フォー・トップスも演ってましたか?)の‘If You Were There’をカバーしており,これがいいのだ。その昔MTVでよく観たプロモVは,万里の長城をバックに流れる‘Freedom’。これもいいなあ。
ジョージ・マイケルは優れたメロデイー・メーカーであって,ポップ性と音楽性を兼ね備えた侮れないキャラクターである。 しかーし!「ラスト・クリスマス」とかいうゴミみたいな曲も書いているのでその辺は要注意。

夜ラン48㎞。

2009-11-18 | 自転車

今日はシーズン初の長袖ジャージ。前半は暑くて背中に汗をかいてしまうのでマッタリペースで走行。でも走っているうちに段々と気温は下がって,後半はウインドブレーカー着用。
いつものコースを外れて水戸市内へ。万代橋で那珂川を渡り,気象台脇の坂を上がって市街地へ。国道50号のバスレーンを走りました。

こういう道はある意味安全です。明るいし,クルマの速度もゆっくり。といっても大工町から水戸駅までの数キロなのですが。
帰り道は今シーズンで一番気温が下がりました。でも気持ち良くて,今夜も「くぁぁ…いいな~~」と声を漏らしながら走ってました。どこぞの芸能人もこういう快楽を知ってれば,ドラッグなんかに手を出さずに済んだのに。
Dst 48.8 Av21.9


里美の「やまがた菓子店」。

2009-11-17 | 自転車

写真は日曜日の峠越えランの続きになります。国道461号の長ーいダウンヒルを降りてくると,旧里美村の「横川の下滝」に寄りました。花貫同様こちらも人が沢山いて写真を撮っていました。でもって,さらに降りると国道349とぶつかったT字路に「やまがた菓子店」はあります。里美に来たときは必ず寄るお店です。お饅頭がとても美味しいのです。何より餡が新鮮。甘さ控えめなのもgoodです。サイズが小さく,お茶請けに最適。

僕が好きなのは写真の「かぼちゃまんじゅう」と,粒餡に白皮の「ふぶき」です。確か1個70円だったかな?美味しくて安い。でも,人気があるので午後に行くとほとんど残っていない,なんてこともあるのです。


紅葉の花貫渓谷超え114㎞。

2009-11-15 | 自転車

実は今シーズン二度目の花貫行きだったりします。7:15にスタートして国道6号を北上。南風を背中に受けて楽チン走行です。35㎞地点で自販機休憩。その先旧十王町で山側に分岐する国道461号に乗ります。途中で進路を左にとった後は,いよいよ登り開始。山に入る手前のセブンイレブンで補給してと…。先ずは海の見える花貫ダムまで行っちゃいましょう。
      
上がってみたら快晴の天気で見晴らしもサイコー!海もバッチリ見えました(1枚目)。空が青いからダム湖の水もご覧のとおり真っ青でした。気持ちいいなあ。
お次は「名馬里ケ淵」へ向けて発進。しかし今日はクルマが多い。この時点でまだ10時前だったと思いますが,上へ向かうクルマが渋滞してます。自転車の僕は,仕方が無いので脇をゆっくり走らせてもらってと…。着いてみるともみじが紅く染まって青空に映えていました(4,5枚目)。これまで来た中で間違いなく今日がイチバンいい色。人出も多くて…。一眼レフを持った人が多かったな。
      
この先の渓谷に沿った旧道入り口の駐車場は,まだ10時過ぎというのにすでに満車でした。クルマが列をなして待っている状態。こりゃ大変だなー。
かく云う僕は渓谷に入る前にと,駐車場の中で出しているおばちゃんの店で
こんなものを食べて腹ごしらえしてました。かき揚げと舞茸が美味しかったよ~。
腹ごしらえのあとは汐見滝つり橋へ向かいます。が,旧道はクルマが進入禁止ですので歩いている人が多くて自転車では走りづらい。後ろから「すいませーん」と声かけて脇を通らしてもらいます。で,着いてみると人,人,人…(9枚目)。この橋,大丈夫か…。
      
橋を向こうへ渡るだけでも大変。僕も中ごろまで行ったのですが,あまりに人が多いので途中で引き返してきました。橋の下のキャンプ場を散策したあとは,渓谷沿いに旧道をさらに上がって行きます(11枚目)。この辺りからは人も少なくなって走り易くなりました。
このあとは国道461に出て,西へ走ってヒーヒー云いながらの峠超え。常陸太田市(旧里美村)側の長いダウンヒルを楽しんで横川地区へ出ました。横川の下滝に寄って写真を撮って,やまがた菓子店でかぼちゃ饅頭を頂いて一休み。よせばいいのに「道の駅さとみ」でまたこんなもの食べて。国道349→里川→久慈川→国道6号とつないで帰ってきました。満足!
Dst 114.4 Av23.1