もっと乗りた~い,自転車に!

自然の中をロードバイクで走るのが大好き。現在の愛車ははPINARELLO GAN-RS(2016)。

雪の安達太良山・岳温泉へ

2017-02-26 | 自転車

そんなわけで冬は山だとゆーことで,安達太良山へ行ってきました。R349⇒R118⇒県道⇒R4と繋いで走りましたが,大型車の多いR4は路面がザラザラだし,ワダチはあるしで走りづらい。風も強くて冷たい(東北の冷たさはちょっと違う)。
    
おまけに走ってる途中で雪は降ってきたりでしたが,雪をかぶった山々を見ながら走る気分は,「自走でここまで来たぞー」って感じが相まって良かったなあ
今回の目的地は安達太良山の中腹にある岳温泉。路面の積雪や凍結を心配しましたが,意外にも首尾よくたどりつけました。R4からの上りがキツかったけど。
    
岳温泉の湯本は安達太良山連峰の鉄山直下標高1500mにあり,8km引き湯される間に適度に揉まれて柔らかなお湯となっているそうです。(岳温泉HPより)。温泉街を散策したらお風呂に入りましょう。僕は「せせらぎ荘」という宿を選んで入ってみると,人の良さそうな御主人が迎えてくれました。
    
温泉はph2.54の酸性泉これだけでも希少価値です。ph2.54ってレモン水と同じくらいですが,白い湯の花が混じるこのにごり湯は,実にまろやかな入浴感。まったくピリピリしません。もちろん源泉100%で加水・加温なしです。
幸運にもお風呂は独占状態。いやー,気持ちいいなあ。冷え切った体がホカホカと温まってきます。休憩をはさんで30分ばかりお湯を味わいました。あっ,入浴料600円もお安いですね。
    
いつか安達太良山にも登ってみたいな。紅葉の季節が一番だろうけど,混むだろうなーなんて思いながら,お風呂のあとは食事&買い物。帰りはウインドブレーカーを羽織り,10㎞くらいのダウンヒル。Max56km/hまで出てしまいました
二本松駅からは輪行で帰還いたしました。
Dst.175.2 Av20.1


日曜日のお昼ご飯は宇都宮で(*^_^*) 

2017-02-18 | 自転車

そんなわけで,今日はお昼ご飯を宇都宮で食べましょう。宇都宮までは80キロなので,朝は8時に出れば良いや~とマッタリスタート。市貝(いちがい)の道の駅に寄ってみたら,やはり栃木ですねー。新鮮で品物が良さそうなイチゴが沢山売られています。僕はいちごのスイーツでカロリー補給
    
再スタート後,約一時間で宇都宮に到着。あっさり着いてしまいました。僕は前もって調べておいた「香蘭」という店に入ってみました。ちょうどタイミング良く,カウンター席がひとつ空いたので,待たずに座れました。
    
注文は「焼き餃子(250円)」と「水餃子(250円)」と「ライス(100円)」。これで600円は安いなあー。味のほうもバッチリですね。こりゃあライスを頼まないで,焼き餃子をもう一枚頼めばヨカッタですよ。餃子だけでお腹いっぱいになりたかったかも
    
食後は旧県庁舎の「昭和館」を見学。茨城の旧庁舎に比べると小ぶりですが,政庁や貴賓室は立派でした。資料室も見学した後は…
大谷石づくりのカトリック教会を見学です。何故に宇都宮でカトリック??とゆー理由はよくわかりませんが,僕はこうして建築を見るのが好きなのです
     
古代ローマカトリックに共通のバシリカ式建築。地元産出の大谷石を使っています。中に入ってみるとこれが想像以上に立派。礼拝堂も見事だし,使いこまれた木製の机・椅子は鈍い光沢を放っています。自由に中を見学できるのもありがたかったです。

復路は輪行で帰ってきちゃいました。お疲れ様~。
 Dst.95.2 Av21.4


平成29年東金砂神社嵐除祭

2017-02-12 | 自転車

そんなわけで昨日は旧水府村(現常陸太田市)の東金砂神社でおこなわれた嵐除祭(らんじょさい)へ行ってきました。8世紀に創建されたこの神社で毎年おこなわれるこの祭事は,嵐やその他の災害を防除し,穀物の成熟や魚介の豊漁を祈るもの。
    
この辺を書く長くなるのですが,72年に一度行われる「金砂大祭礼」は東金砂神社と西金砂神社から数々の行列が出発。日立市の水木町まで幾日もかけて歩き通すのです。よってこの嵐除祭は,山の中のある神社の祭事なのですが,魚介の豊漁を祈る祭りでもあるのです。この日も水木町から代表の方が見えており,吉凶を占う神事に参加されてました。
    
それはさておき,山道を登り始めると御覧のとおりの雪道。見た瞬間「これはダメかも」と思いましたが,雪のところは自転車を押して,なんとか上までたどり着きました。結構な斜度の道を登ったので,汗をかいてしまいました。山の上は寒いので,体が冷えてしまいました。
    
さて,神事のあとは田楽米が奉納されます。「四方固め」,「獅子舞」,「巫女舞」,「三鬼舞」の四部構成で,いずれにも,神や精霊の存在を信じ,神の力によって天下泰平や五穀豊穣などの人々の幸せを守ろうという素朴な信仰心が表わされています(常陸太田市HPより引用)。
    
片田舎の山中の神社で,こんな立派な田楽舞が見られるなんてスゴイです。僕は最初の「四方固め」が特に見応えありだと思います。同じ舞台で奏でられる笛の音に合わせ,剣や矛を四方に突く舞は必見です。昨年は動画を撮影してきていますので,関心のある方はこちらをご覧になってください。
 Dst68.2 Av21.2


男体山入口の古分屋敷まで(;^ω^)

2017-02-04 | 自転車

そんなわけで,寒い寒いと言っているうちに季節は移ろいますねー。いえまだ寒いんですが(今朝も氷点下3度)寒さの質が違ってきているんですよ。それは自転車にまたがって外を走れば分かります。(ふつーに暮らしていても分かるか…汗)
    
気温は低いですから走り出しは寒いのですが,ちょっと走っているうちに汗かきます。ウインドブレーカーを脱ぎます。「空気が緩んでいきてるなぁ」と感じるゆえんです。少し前に比べれば日差しも強いですねー。
    
とゆーことで,今日は大子町の男体山(茨城にも男体山という山があるのです)近くの古分屋敷(こぶやしき)集落まで行ってみました。国道118号を西金(さいがね)で東へ折れると,細い山道が続きます。ここまで来ると,人工的な音が一切聞こえなくなります。これがいいんですねー。
    
逆転断層が横たわるこのあたり。所々で古い地層(1,000万年以上前に海底で堆積した地層)が露出していて,ゾウの足跡の化石も見つかっています。この辺りは地質学的に貴重な場所で,茨城ジオパークとして研究も進んでいます。袋田の滝も海底火山の断面なんです。
    
男体山の奇岩,怪石の作り出す山容は男性的です。数百メートルの絶壁も迫力があります。春になったら,新緑で柔らかな緑に染まる山を見に来よう。
今日の復路は常陸大宮の「しんすい庵」で「ざるそば2枚&天ぷら」。相変わらずおいしかったです!!
Dst82.2 Av22.2