もっと乗りた~い,自転車に!

自然の中をロードバイクで走るのが大好き。現在の愛車ははPINARELLO GAN-RS(2016)。

NHKスペシャル「いのち 瀬戸内寂聴 密着500日」

2015-11-24 | テレビ

11/22(日)に放映されたNHKスペシャル「いのち 瀬戸内寂聴 密着500日」は圧巻な番組でした。
瀬戸内さんの生命や創作活動に対するエネルギーはスゴイ。

しかも深刻めいたものじゃなく,ある意味あっけらかんとしたエネルギー。

90歳を過ぎて胆のうがんを宣告されて,手術。
普通の人だったらここで一気に弱ってしまうのに,瀬戸内さんは手術→退院後は理学療法士をつけてリハビリ開始。

歩けないくらいに弱った筋肉をみるみるうちに取り戻し, 家の中を普通に歩けるようにまで回復。
そして再び書斎で創作生活。
安保法案阻止のために東京まで出掛けてしまう。

胆のうがんで入院していた時も,「私はこの病気で自分が死ぬとは考えもしなかった」。

エネルギーの源は食にあり?

瀬戸内さんはとにかく食べる。しかも肉を食べる。
お酒も飲む。みんなで愉しく飲む。

野菜とか豆腐とか??「ああ,こんなのいいから肉を食べようよ」と,ステーキをぺロリぺロリと平らげる。 
「ああ,美味しい」と言いながら・・・。

だから瀬戸内さんの脚は,93歳とは思えないほど発達した筋肉でパンパン。
老人のような枯れた感じがほとんどしない。
20代の秘書とお揃いの柄物のパンツを履いて運動する瀬戸内さんの脚は,お見事な程に充実している。

やっぱり人間は食べものなんだなー。

よし。自分も見習って肉を食べよう。

生き物は生き物を食べて命や肉体をを維持する。
真理は常にシンプルだ。   


郷ひろみ 「60代に人生のピークを」

2014-06-30 | テレビ

6/27(金)にNHKで放映されたこの番組。いやいや,以前にも書きましたけれど,郷ひろみはスゴイです。
来年に還暦を迎える人とは思えない若々しさ!顔の作りも若いし,肌の色つやも良い。
何よりも,週に3回はジムに通って鍛えているという引き締まった肉体がスゴイ
筋肉の発達した体は,完全なアスリート体型。
スーツを来ても体型が良いからカッコいいです。

友人の林真理子がVTRで登場してこんなことを言ってました。
「昔は格好よかったのに…と人気も体力も下り坂で60代を迎える人がほとんどなのに,郷さんはおそらく日本ではじめて最盛期のまま還暦を迎えるスターになるのでしょう」。

いや,きっとそうでしょうね。
ワタシも頑張って肉体を進化させるぞ


Nスペ「ヒマラヤ8000m峰 全山登頂に挑む」

2012-12-11 | テレビ

地球上にある8000m級の山はすべてヒマラヤ山脈にあり,その数は14。日本人で誰も達成していない全山登頂に挑んだ登山家竹内洋岳さん(41歳)。21年を掛けて13峰を登り,最後に残ったダウラギリ峰(8176m)登頂への挑戦をカメラが追った。

ダウラギリは成功率が2割という最も困難な山。雪崩によって過去60人以上が命を落としている。一昨年には日本人3人が犠牲となり,うち2人は今もなお行方不明という。

竹内さんは一人の同伴者を伴って登頂に挑むが,その同伴者は7000mを超えたところで高山病のために下山。テレビクルーも下山したため,以降竹内さんは「死の領域」と言われる高みへ単独かつ無酸素で登ってゆく。遠くから望遠レンズが映したその姿は凄まじい。そして困難の末に登頂に成功。

「私はこの登山というもので,自分の命を完全燃焼しつくすつもりです。その覚悟をしているんです」。
そう話す竹内さんの語り口や態度は,言っている言葉とは裏腹に,恬淡としていた。それがとても印象的だった。

「ベースキャンプを出て頂上に行って帰ってくるまでは,息を止めて水の中を潜って,深い池や淵の底に触れて,息が続くうちに浮かび上がって帰ってくる。そういう感覚だと思っているんです」。
「ですから,ベースキャンプに帰ってくるまで,いかに無駄なく動いて行って帰って来れるか。これがポイントだと思います」。

冷静で慎重,合理的思考の持ち主でなければ,人間の限界に挑むような,大きな挑戦を達成し得ないのだろう。

そんな竹内さんも,ガッシャーブルムという山の登頂に成功した時は,頂上で咽び泣き,同伴者に抱きかかえられていた。まるで赤子のように…。

実は竹内さんは前年に同じ山で雪崩に巻き込まれ,死の淵を彷徨ったうえで生還。背骨と肋骨を骨折したためボルトを入れたが,医者に復活は絶望的と云われた。しかしリハビリを経て,なんとで1年後に再びチャレンジして登頂に成功したのだ。

とても,とてもいい番組だった。竹内さんの人格にも惹かれた。また後でもう一度観たい。


免疫力アップには森林浴が良いらしい。

2012-12-05 | テレビ

テレビ東京の「主治医が見つかる診療所」って番組で,免疫力を上げる簡単な三つの方法がDrによって紹介されていました。それによれば…
①森林浴をする。
1回の森林浴でなんと1か月も効果が持続するという。緑のある環境の中で,気持ち良くリラックスすることが良いらしい。
自転車で山の中に入って行くのはやっぱり良いんだ!
②乳酸菌を摂る。
免疫力の60~70%は腸でつくられる。その腸内環境を良くするには,納豆やヨーグルトなどの乳酸菌を積極的に摂ることが効果的。
納豆はほぼ毎日食べてます。
③グルタミンを摂る。
NK細胞の栄養となるグルタミン(グルタミン酸じゃないですよ)は,40℃以上の熱に弱く,刺身に多く含まれるという。
しかし刺身を毎日食べるのは無理だ~,と思ったら,生卵にも多く含まれ,玉子かけご飯(醤油とオリーブオイルもかける)が良いらしい。
これなら毎日でも食べられそうだ。


中国社会は今 「盗まれる子どもたち」

2012-10-24 | テレビ

NHK‐BS「世界のドキュメンタリー」は最もよく観る番組なんですけど,ドイツの放送局が製作したこの番組(9/27放映)は秀作でした。

中国ではなんと年間約2万人もの児童が誘拐され,売買されているという。買われた児童は,やがて農家の働き手や農村の男子の嫁としてさらに売られて行く。

番組に登場する女性は,10歳の時に誘拐され他家で育ち,現在は結婚して子を持つが,自分の故郷さえ知らなかった。しかしボランティア団体や若き善意の警察官らの支援によって,実の両親と20年ぶりの再会を果たす。しかし,その彼女の夫の故郷では,結婚相手をカネで買うことは普通のことだという。

さらに驚いたのは番組に登場したある老婆の話。自身が幼い時に連れ去られ,身売りされ,他所で育ち,やがて家庭を持つに至ったが,その彼女も息子の結婚相手には売買されてきた女性をカネで買ったというのだ。
一人っ子政策も影響しているのか,中国人には人身売買が犯罪であるという意識が薄く,警察も積極的に捜査に乗り出さないという。


凄い。凄すぎる。 NHK 「激走 日本アルプス大縦断」。

2012-10-15 | テレビ

10/13(土)に放映されたこの番組を観ました。正式には「トランス・ジャパン・アルプス・レース」と言うらしい。まったく凄い。凄すぎます。

富山湾から北アルプス→中央アルプス→南アルプスの3000メートル級の山をいくつも越えて,太平洋の駿河湾まで計415kmを28人の選手が8日間以内で駆け抜けるという,「日本で最も過酷」な超人的山岳レース。

標高差は何と富士山七つ分。それをほとんどまともに眠らずに(1位通過の選手は最初の3日で6時間しか寝らず、5日と6時間でゴール),槍ヶ岳などの超級山岳を夜通し,しかも時には秒速20mの風と雨が叩きつける中を登り続ける鉄人たち。山登りの常識を完全に超えているし,一つ間違えば命にかかわる。深夜2時に槍ヶ岳山頂ですから。

なかには疲労の限界から身体に異常をきたしリタイアする人も。手の筋肉や眼球が動かなくなって山の稜線で歩けくなる人。心身ともに限界を超えたのか路上でよろめき,何故か突然草むしりを始める人。見ていて明らかにヤバそうだった。この選手はこの時3時間でたった100mしか進めなかったが,その後回復してゴールしたのには心底驚いた。

75分の番組でしたが,テレビの前から動けず,映像にくぎ付けとなりました。
人間はここまでできるのか・・・。


今年のベスト番組 「不屈の闘志激突 ’85ラグビー日本選手権 新日鉄釜石VS同志社」。

2012-02-07 | テレビ

元旦にNHK-BS1で放送された「不屈の闘志激突 ’85ラグビー日本選手権 新日鉄釜石VS同志社」。最高に良かったです。僕にとっては間違いなく2012年のベスト番組になると思います。

当時の日本選手権は,学生王者と社会人王者の一発勝負。
そこからして今の選手権とは緊張感が違いました。

片や,80年代の学生チームとしてはその域を超えていた同志社大学。
平尾誠二,大八木淳史らを擁するチームは,すでに大学チームに敵は無く,日本選手権で6連覇を続けていた釜石を倒すことを目標にしていました。

一方の新日鉄釜石。
チームは地元の高校を卒業した選手が中心で,彼らはラガーマンである前に,高炉で働く‘鉄の男’たちでした。
当時釜石は日本選手権の常勝チームとなっていましたが,チームの司令塔であるスタンドオフ松尾雄二は,長年の酷使で足の状態が悪化。試合直前まで入院していたという異常事態でした。

よって松尾の引退は既定路線となっており,いよいよ同志社が釜石を倒すのか?という異様な緊張感のなかで行われた試合でした。
もちろん国立競技場は満員。
僕もその現場に居ました。

いつものようにバックスタンドには,釜石の大漁旗が舞っていました。
その光景は目に焼き付いています。

その試合を,当事者の松尾と平尾がNHKのスタジオでノーカットで見つめながら,勝負の裏で何が起きていたのか,知られざる過去や葛藤を語りつくすというのがこの番組です。

もう,全編を通して最高の番組でした。
試合前のロッカールームで気持ちを高揚させる釜石の選手たちが唄った部歌。
映像は部屋のドアを映すのみでしたが,その熱い歌声には,涙が出そうになりました。

光わき立つ 朝空に 
新生の鐘 響くとき
見よ たぎり立つ溶鉱炉
おお その聖火 守る者
われら われら 黒鉄のラガー

直後に主将松尾が‘よし行くぞ’ 部員が‘おうっ’。
そしてドアが開き,選手が出ていく…。

番組のほうですが,松尾も平尾も昔からの人柄が全然変わっていなくて,観ていて本当に幸せな気分になりました。
僕は場面場面で真剣に見入ったり,トライに至る球の繋ぎ方を何度もリプレー&スローで見たり。
ユーモアある松尾の話に大笑いしたり…。

試合は釜石の勝利に終わりましたが,両チームともその持ち味を存分に出しきった,本当にいい試合でした。
しかりやはり,釜石の選手たちが体を張って球を繋いでゆくその姿には,何度も,何度も胸が熱くなりました。

ラグビーは,本当に好きです。
学生時代は秋から冬にかけて,ほとんど毎週のように観に行ってました。

やっぱり当時の釜石は,色々な意味で最高のチームでした。
もう,ああいうチームは出現しないでしょう。
自分もあの試合の現場に居合わせたことを,今でも幸せに思っています。


今年のベスト番組 その弐。

2010-12-22 | テレビ

前回は音楽番組編でしたので,今回はドキュメンタリー編,いってみます。

①NHKスペシャル 日本列島 奇跡の大自然
    
第1編「台地を包む緑の物語」,第2編「海 豊かな命の物語」
大陸の地形や海底地形による海流,そして気候など,さまざまな偶然が重なって豊穣な日本の自然環境を作り出していることを,数年にわたる取材から描き出した素晴らしい番組。あらためて日本の四季がいとおしくなる。
この数年に観たTV番組の中でベスト
②ハイビジョン特集 フロンティア 「スーパーコンチネント~2億5千万年後の地球」
科学者達の精緻な研究にもとづき,2億5千万年後の地球がどうなっているのかを実証的に明らかにする。地球の歴史から見れば,人間の歴史などほんの一瞬の出来事に過ぎない。
③BS世界のドキュメント 「ハドソン川 奇跡の着水」
09年1月,ニューヨーク上空で飛行不能になった旅客機がハドソン川に不時着した。大勢が見守る中での見事な着水と,真冬の川での155人の救出劇。
④プロフェッショナル 仕事の流儀 「笑いの奥に人生がある~柳家小三治」
リウマチに苦しむ日々の中で高座に上がる姿は凄みさえ感じた。今の噺家の中では別格。発売されている小三治師のCDは,たぶんほとんど持っている。今年の2月だったか…池袋演芸場の高座を見に行く予定のところ,体調不良のためなのか,前日にキャンセルとなり残念だった。
⑤ハイビジョン特集 フロンティア「海の歴史~生物40億年の旅」
ち地球に生物が誕生して40億年。母なる海の誕生,生物の進化,海の未来像を,最新の映像技術で描きだした。
年末は良い番組を沢山放送するので,とにかく撮りだめしてます。。。


アルペン女子スーパー大回転 速いものは美しい。

2010-02-24 | テレビ

遅まきながら昨夜は「女子スーパー大回転」をじっくり観ました。もちろん結果はすでに分かっていましたが…。金メダルはオーストリアのフィッシュバハー。ダウンヒルで金のアメリカのリンゼイ・ヴォンは惜しくも銅メダル。
しかし素人目にも滑降フォームは一番きれいだったと思います。急斜面でも低いクロウチングを組み,下半身は柔らかく動いて急斜面をトレース。解説者も「えー,すごくないですか?あの(タイトな)コーナーの出口でもうクロウチング組んでましたよ」と驚いてました。まさに攻めるスキー。それでいて美しい。
速いものは姿も美しい,というのは色んなものがそうです。自転車も。ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアはもちろんですが,近いのでいうと2009年の世界選手権を繰り返し観ました。長い下りを80㎞/h超(←もっと?)
の高速で疾走する集団を上空から撮った映像があるのですが,何度観ても惚れ惚れします。


クロスカントリー パシュート

2010-02-22 | テレビ

クロスカントリーはちょっとだけやったことあるのですが,ある意味アルペンスキーより体力要るし汗かきます。「パシュート」という種目は初めて知りました。2本のスキーを揃えて滑るクラシカルと,板を自由に動かしてよいフリーとの2種類を15kmずつ連続して行うもの。昨日から今日にかけて,男女それぞれ。録画ですけどほとんど観てしまいました。

とにかく映像が素晴らしかった。アルペン競技では急斜面を滑ってゆく選手たちの姿(フォーム)がひたすら美しかったけれど,このクロスカントリーは選手を含めた周囲の景色が美しかった。
遠くには雪をかぶった漆黒の山々。真っ白な雪。黒い針葉樹の中を滑ってゆく選手たちの鮮やかなウェア。力強く滑る姿も勿論。スキーが雪面を
滑る音も聞こえてきました。

カメラワークというかアングルも良かった。地上の固定カメラ以外にもバイクみたいな雪上車に載せたカメラがあって,これが殆どブレずに選手たちを横からの至近距離で捉えていた。他にもコース脇のレールを滑ってゆくカメラや,空からの映像も綺麗だった。
観衆の熱い声援も良かったな。なぜかカウベルを鳴らしてました。この競技,ヨーロッパでは毎年世界選手権が行われているのですね。今まで知らなかった世界を見たような気がしました。


アルペン 女子スーパー複合

2010-02-21 | テレビ

夕べも遅くまで観てしまいました。「スーパー複合」はダウンヒル1本とスラローム1本の合計タイムで競います。ダウンヒルは前日より90メートル下からのスタート。転倒者が多くあまりにも難コースだったからか?それにしてもこんな斜面を突っ込んで行けるなんて…。標高差は850mとか。完全に山ひとつ分じゃないか!それを1分台のタイムで滑るなんて。。
銅メダルを取ったスウェーデンのパーションという選手は,なんと前日のダウンヒルヒルで60m以上飛んでクラッシュした人。恐怖感は無かったのか?オリンピックメダルは6個目だそう。すごいな。
金メダルはドイツのリーシュ。スラロームがすごく綺麗だった。上半身がぶれず,下半身が柔らかく動いて雪面を滑らかに滑って行く感じ。それは素人が見ていても「上手いな~」と判るくらい。

スラロームで転倒してしまったアメリカのヴォンは前日のダウンヒルでの優勝者。この日もダウンヒルでは1位だっただけに残念!高速系の滑りの美しさは際立ってます。低くクラウチングを組んでコーナーでも体重が良く板に乗っている感じ。アメリカではモデルもやってるとか。あらためて見たらほんとに美人。今夜も「スーパー大回転」で見よう。


アルペン 女子ダウンヒル

2010-02-18 | テレビ

今夜はバンクーバーオリンピックの女子ダウンヒルを観ました。いや~,すごい!!あんな急斜面を降りて行くなんて。いったいどれ位の標高差があるんだろう?しかも深いバンクもあり。体が沈んでしまう位のものすごいGがかかるそう。
それを時速100km前後の速度で滑って行く,というか突っ込んでいくんですからまさに超人技。その姿はすごくカッコいい…。美しかったです。
30人位の滑降を観ましたが転倒者も続出で,NHKの解説者いわく「オリンピック史上1,2位を争うタフなコース
」。100km/h超でジャンプした空中で姿勢を崩し,雪面に叩きつけられる選手もいました。


NHK-BSニュースのファンです。

2009-09-04 | テレビ

仕事に出なくなってから昼間にテレビを観るようになりました。
そのなかでよく観てるのが,毎正時に放映されるNHK-BS1の『BSニュース』。番組のアナウンサーのひとりである
平尾由希さんのファンなのです。派手さは無いけど知的な雰囲気の美人で,ちょっと鼻にかかった声も好き。
webに載っていたところによれば,趣味は「ラーメン屋巡りとひとり旅」だそうです。その辺りもいいなあ。