ジョージ・いまさきもり の アンダンテ・カンタービレ

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原発事故に思う~その4

2011年06月18日 | 社会について独り言

福島原発の『循環注水冷却』システムが、今朝稼動して5時間で停まったようです。
現場の皆さんを始め、懸命のご努力をお願いしているわけですが、
なかなか予定通りには行かないですね。
福島事故の収束はいよいよ見えなくなってきました。

愛知県にまでは、まだ放射能の直接の影響は来ていないようですが、
隣の静岡県では、お茶葉が放射能を浴びてしまったようで、大騒ぎです。
こうなったら最悪の事態どうなるか、準備に入らないといけないでしょうか。
つまり、福島原発から、空に・海に・陸に、放射能がどんどん垂れ流しになった場合ですね。

こうなれば、東電や政府の補償などは、あてにあらないでしょう。
いや、こういう事態が想定されるから、
あんな『国民総負担』という、いい加減な「原発補償法案」を作ったのでしょう。

風や潮流で放射能はどんどん広範囲に広がって行くでしょう。
住む所は?、食べ物は?、働く場所は?、学校は?、畑や田圃は?、収入は?、外出は?
日本の国に残れるのでしょうか。
『国汚れて、山河なし』にならないでしょうか。

政府や東電は絶対この手の情報は出さないでしょうから、
外国のメディアとか、日本の憂国の科学者さんにお願いするしかないでしょうか。
皆でお金を出し合って、外国の機関にお願いできれば一番良いのですが。

海江田経産相が今日、
停止している原発の運転再開を全国の自治体に指示したようです。
本当に十分な安全対策がされたならよいですが、
自然災害の前では、原発を運転していても、停止していても、
どちらでも放射能が流出してしまう、という恐ろしさが解ってしまったから、
それなら、運転させようか、というのだったら困ります。

今日は暗い話ですみません。明日は明るい話題を探します。