2010年の尖閣諸島中国漁船衝突事件で、中国は日本へのレアアース輸出を停止してきた。このため、2011年夏にはレアアースの価格が2010年比で10倍に跳ね上がった。その後、日本企業は代替品開発や、輸入先の拡大・分散を図ってきた。
日本企業の必死の努力が有って、最大16万トンだった生産量は半減し、中国の最大手企業は遂に一時生産中止に追い込まれた。300社のレアアース企業の中には破綻するところも出てきた。
価格は25~30%に低落、利益は90%も減少したと言う。21世紀の最大のリスクは中国だと思うが、その一つのリスクが何とか回避できそうだ。
中国は下水から回収した油を食用に使うような滅茶苦茶な国だ。朝飯は確かに80円ぐらいで食べられるが、何を食わされているか分かったものじゃない。私は結構中国へ行ったが、食べ物の後味が悪い。化学薬品や廃棄物を食べさせられている気がする。
欧米が中国への投資を減少させる中で、日本だけが17%増など投資を拡大してきた。中国を利すると、日本主要都市に照準を合わせた核ミサイルの数、日本に向かってくる艦船の数が増えるだけ。
中国に立地した企業の工場やビルはそっくり中国に寄付したのと同じこと。無敵の共産党体制が支配する国だ。悪い夢を見たと諦めることだ。中国など極悪国が相手の場合、軍事力をバックにしない国際ビジネスなど、何かの拍子に吹き飛ぶ。
長い目で見て、中国とは少しづつ距離を置くことが、21世紀最大のリスク=チャイナリスクを回避する手段だ。