宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

生命が誕生する前の物質進化時代に既に非常に高度な自動開発システムが完成していた 進化研究は多くの驚きを与える

2024年05月01日 16時49分53秒 | 生命
 僕も当初、生命創造には、最初にゲノムありきと考えていた。しかし、ゲノムやらRNAやら仮に優れた記憶装置が存在したとしても、記憶装置自身は何もできない。コードを読んで働く存在が無ければ何も始まらない。そこで、働き手(ワーカー)のタンパク質が出現し、スタートしたとする考えに変わった。

 タンパク質の出現の謎を追いかけているうちに、池原名誉教授(元奈良女子大教授)を知り、京都でお会いできたことはこの上ない有意義な事だった。先生のGADV仮説からヒントを得て、原始海のタンパク質工場仮説を思いついた。タンパク質工場では、様々なタンパク質が作られ、またタンパク質が成長する。

 特に酵素だ。酵素は驚異的速度で分子を結合させ、分解し、エネルギーを取り出す。酵素と言うスーパーマシンが我々の体の中で、信じられないような機能を果たし続けるから、人間として存在し、活躍できる。何で馬やピューマがあの速度で走れるか?酵素をはじめとしたタンパク質のおかげだ。

 そしてタンパク質中心に物質進化システムが作られ、そこには当然ゲノムが有り、そして僕が提唱した評価システム、通信システム、高度なソフトウェアが機能し稼働していた。生命が創造される前に、人間社会では作り得ないような自動開発システムが存在したのだ。

 世界の天才達が、生命は偶然出来たと口を揃えるが、そうではない。彼等・彼女等がそのプロセスや仕組みを想像できないから偶然性を根拠にしているが、とてもとても生命は偶然でひょっこり出来るようなシロモノではない。

 タンパク質という高度な機能を持つワーカーが、更に高度なタンパク質を揃え、組み立て、各器官をはじめ、専門マシンを作り、整備し、制御し、部分的に評価し調整し機能させ、全体を評価して生命を維持させている。全てタンパク質集合体の成せる業である。
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