今年の日本経済が好転することは、昨年12月31日のブログでその理由と共に記述した。株価が1月後半から先行指標として急上昇し、日銀の僅かな金融緩和も後押しした。私は株価上昇タイミングの早さに驚いた。しかし、手放しでは喜べない。
韓国李大統領が世界を飛び回る営業マン兼トップリーダーに比べて、野田首相は人柄の良い村長と言った風情。経済音痴の政府与党と、デフレ脱却に及び腰の日銀。
日銀のインフレ1%「めど」は目標ではなく、1%をめどにこれを超えないよう抑制するという意味。本来はインフレを2%前後の目標とし、為替は1ドル100円以上になるよう金融緩和すべき。極端な円高はアメリカをはじめと各国の極端な金融緩和によるもので、同じレベルで戦うべきだ。
アホ・バカ・間抜け官僚は経済成長を1990年代に諦め、消費税10%、バラマキ、既得権拡大の3点セットにまい進する。赤字国債は1000兆円を超え、増えることは有っても絶対に返せない。
因みにアホ・バカ・間抜けは官僚の枕詞。収入に占める借金が40%だの、50%だの、支出に占める返済額が20%以上だの、こんな状態を恒常化させた東大法学部の馬鹿共をどう表現すべきか。
地域ニーズをうまく吸い上げてビジネス展開する現代自動車に対して、おらの車を職人的に製造し続けるトヨタ。 品質と技術で優位性を保っていたのは昔のお話。今やトヨタはディーゼルエンジンをBMWから購入せざるを得ない。ドイツでは7速、8速ATは常識。あなたの車は?社長も、BMWから迎えたほうが良い。
韓国とアメリカの間では既にFTAがスタート。これで韓国はヨーロッパを含め世界の60%(金額ベース)の国と自由貿易が成立。日本のTPP加入は方向が定まらない。もし、TPPに加入できない場合は、決定的に世界から取り残されるだろう。
アメリカが差し出した数少ない救いの手(戦略的な意味が大きい)をどうするのか?何しろ、日本を救済できるのは唯一アメリカしかない。農業が壊滅するとか、農協の金亡者が騒いでる。何言ってんだ。今後、農業を支配する「かなめ」は水で、水の豊富な日本は農産物輸出国として君臨できる。
中国との協力関係なんて、悪魔マシンとの握手みたいなもの。アメリカとの綱引きの中で上手に駆け引きするのは許されるとして、中国人は基本的に嘘つきで信用できないし、何よりも選挙無しに君臨し続ける共産党は日本だけでなく世界支配を確実に狙ってくる。
ロシア・プーチンが2島返還を匂わせた。4島返還が原則かもしれないが、表向きそう言っておいて、2島返還で妥結し、残りの島は継続課題とすればよい。この話がまとまらないと、解決は極めて困難になり、それ以上の経済チャンスを失う。
情勢としては日本人感情で強硬に4島返還を主張し、何もかもぶち壊す危険性大。ま、これも日本人の特性だ。受け入れなくてはならない。22世紀の日本人が振り返るとしたら、我々の祖先は賢くなかったねと言うだろう。
話題は変わるが。突然質問。経済の事は経済学者に聞きなさい?日本の事は日本政府が一番知っている?日本経済は日銀がコントロールしている?アメリカを最も研究し、追従してきたのは日本?ブー!ブー!ブー!ブー!全部間違いです。
まず経済学者や経済専門家の予想が当たったことが無い。日本に関して、より重要な事実はアメリカ諜報機関が把握している。日本経済をマクロ的にコントロールしているのはアメリカ政府及び同金融界です。アメリカを最も研究し、戦略を取り入れてきたのは中国。
アホ・バカ・間抜けの官僚は重要な事実を粉飾し、隠ぺいするのが本能で、自分でも何が事実か分からなくなる。何故、事実を粉飾するのか?例えば、東大官僚は役に立たん知識を詰め込んでいる割には、全く解決能力が無いという国家機密を隠さなくてはならない。新しい課題、難しい課題には歯が立たないから、棚上げ、先送り、封印する。
経済学者が絶対に教えてくれないこと、それは経済が軍事戦略のツールとして動かされている事実。(経済学者はまだ気づいていない)それは、円の為替を自由化するプラザ合意から始まり、経済はすっかり、軍事戦略の重要な柱ともなってきた。経済が軍事戦略に取り込まれたことで、経済は従来の経済レンジの枠を超えた。
お勉強・経済学者にオーバーレンジ(経済が経済の枠を超えて展開)の経済が分かるはずがない。10年前、切れ者と言われた東大経済学部卒の先生に申し上げた。大変失礼な話だが、特に反論が無かった。経済の予想が当たらないことを自覚しておられた。
そして、武蔵よ、世界経済戦略の「かなめ」は?何ですか?無料で教えるような内容ではないが、それは為替じゃよ。これも授業では絶対に教わらない。アメリカは為替を自在に動かして、自国の利益を導き出したのじゃ。実はそのことが同盟国日本の損失でもあったのじゃが。
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