20世紀は、科学の発達が頂点に達した時期であったと言える。取り分け、あらゆる分野においてエネルギー利用技術が発明され、製造・移動・通信において革新的な飛躍を見た。農業中心の生活から、バーチャル性を帯びたビジネスの比重が高まるなど人間社会の形態を大幅に変更することになった。
しかしながら、1990年代ごろから科学分野での閉塞感が強まっている。万能細胞の製造、DNA解明など生化学的な分野での発展は見られたものの、従来のエンジンであった物理・工学などでは大きな発明は影を潜めた。
科学は決して万能ではない。例えば、我々を取り巻く宇宙とは何なのか、何故、物質から生命が誕生したのか、何故、原子生命体が人間に進化し、そして今、あなたが何故私のブログを読んでいるのか、科学では十分説明できない。
ビッグバン理論は、つぎはぎの仮説で、とても精緻な議論に耐えうるものではない。第一に、宇宙には観測不可能なダークマターが94%だとか85%だとか言われ、訳の分からないものがほとんどを占めている前提では意味のない議論である。
ダーウィンをはじめとした生物の進化論は現象面をとらえた議論であり、進化した結果をあれこれ言うだけである。そもそも、なぜ生命が誕生したか、あるいは進化する推進力については説明できていない。
宣伝するわけではないが、これらの点については、このブログで自説を紹介しているので、読んで欲しい。
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