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バブル景気がずっとずーーーっと続いている中国 考えさせられる常識の在り方

2017年06月11日 16時42分23秒 | 軍事&中国
 戦後の日本経済はアップダウンを繰り返しながらも長い右肩上がりの成長が継続した。その成功の方程式が崩れたのは1990年3月大蔵省銀行局が総量規制で蛇口を絞った時からだが、当時、バブルは経済格差を生むものとして悪だと決めつけられていた。

 果たしてバブルが悪だったのか・・という議論は当時分からなかったが、現在の中国が長い長いバブル経済で異次元の発展を遂げているのを見て考えさせられるのである。つまり、バブルで高度成長を続けながら個人の経済格差を縮小できなかったのかという疑問である。

 僕は一時、中国企業と契約し環境ツールで新たなビジネス目指した。そこで中国人や中国企業が信じ難い出たらめをやることが分かった。普通の日本人ではなかなか中国人には対抗できない。何しろ
1時間前に発言した内容がひっくりかける。その違いを指摘してはいけないらしい。

 契約を交わしても実はあまり意味が無い。日本企業が中国企業と交わした契約が簡単に反故にされ、裁判で訴えても日本企業は必ず負ける。また、出たらめぶりで言えば、下水から油をすくう機械を開発し下水油として堂々と販売する国だ。中国下水油は立派な産業だ。

 ここでまた考えなくてはならないのは、何故、優秀であるはずの日本人が、国単位で出たらめな中国人に負け続けるのかという事だ。単に人口が10倍以上あるというだけではない。人口だけではインドも中国と良い勝負だ。

 僕が指摘したいのは、何度も書いたが、中国が戦後の日本、および日本とアメリカの関係を実に熱心に研究し分析してきたという事だ。中国は日本の経済成長のメカニズムをバージョン1とすれば、バージョン3ぐらいの感じだ。元は日本の成長メカニズムだ。ま、中国の考える力とでもいうか。

 でたらめでは世界に例のないほど突出した中国だが、日本の歴史研究を駆動力として、更にバージョンアップして中国は驀進を続ける。

 日本は相変わらずか知識偏重で、大学入試もクイズ形成。日本人、とりわけ偏差値の高いエリートは、ものすごく知っているか知っていないかを気にする。林とかいう東大卒の元学習塾教師はそれをさらに抉り出し、象徴するような番組で活躍している。

 果たして林先生のような人が100人ぐらい集まって、日本を発展させる事が出来るのか?官僚組織では100人どころかその10倍、100倍の知識エリートが集まって仕事しているが、バブル崩壊以降輝かしい経済発展は全く鳴りを潜めた。

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