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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

切り札の漁船を中国に帰してしまった大チョンボ

2010年09月23日 11時10分48秒 | 軍事&中国
 中国は、台湾は当然のこととして、尖閣列島を本気で獲得しようとしており、少なくとも尖閣諸島の周辺海域を自らの支配地域にしたいのであろう。
今回の事件はその大きな戦略の序章が始まろうとしていると見るべきだ。
中国人及び中国が日本人や日本と同じ精神構造と行動をとると考えるのは大間違い。
むしろ、温室育ちの日本人が世界の中でも特殊なメンタリティーを持つと考えた方が良い。
日本の対応の甘さは命取りとなる。
何故、温家宝が強硬な発言に出たのか?
それは、日本が動揺し有効な手段を打てない弱腰と、それ以上に決定的な証拠(切り札)を手放すという失策に及んで、日本がアメリカなど世界を味方にする手段が無くなったことを見透かし、勝負に出たと思われる。
もし、アメリカや中国が日本と同じ立場におかれたら、重要な証拠であり切り札である、漁船や船員を簡単に返すであろうか?
私が政府責任者なら、世界中のマスメディアに、真っ先にビデオを公開し、次に中国の漁船が海上保安庁に衝突してきた状況の現場検証やら、両船の傷跡の証拠を見せる。
アメリカや国連関係者を交えた事故検討委員会が開催できれば、ベスト。
その時、漁船は重要な物的証拠となる。
然るに、今回は関係者が閉鎖された場において勝手に漁船を返す判断をしてしまた。
ビデオの公開が遅いことは、日本に有利なビデオの編集に時間がかかっていると判断されるであろう。
中国は早速、自国に有利なように漁船を改修?している。
アメリカはこの問題に自らは入りたくはなかったが、放置してもおけないと考えていたはず。
ところが、日本の当事者が勝手に証拠まで戻してしまったので、今やアメリカ等が入る機会や理由を封じてしまった。
日本が単独で強圧中国と戦わなくてはならなくなったのだ。
当然中国は、ビデオフィルムは日本が勝手に改ざんしたと主張する。
船長は日本に脅かされ、嘘を言うよう強制されたと言う。
最早、日本に残された有効な対応策は殆ど無いと言って良いだろう。
 それにしても、やがては沖縄まで中国に取られるかもしれないという状況が進捗する中において、中国人観光客が減るなどと面白おかしく報道するマスコミのアホ馬鹿ぶりはどうだろう。
 ハイレベルの話し合いが必要と、狼狽だけで、何の確証も無く思いつき発言し、早速、中国から却下された仙谷官房長官とマスコミの「レベル」は一緒ではある。
 いっそ、仙谷官房長官は「中国は怖いし、中国からの観光収入を増やしたいので尖閣諸島を中国に渡したい」と言ったらどうか。

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