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高梨沙羅は狙われていた 次回 混合で自由に空高く羽ばたいて欲しい スーツ検査問題は次のオリンピックまでの課題だ

2022年02月15日 20時11分57秒 | スポーツ
 スーツ違反で思い出されるのは2010年から禁止になった水泳のレーザー・レーサー(高速水着)だ。 レーザー・レーサーは抜き打ち検査ではないから、全員が対象で今回の様な問題は起こらない。

 スーツ違反の問題は、スキーはヨーロッパのものという意識が背景に有るのだろう。これまでも1998年頃大活躍した舟木など日本人対策として身長に合わせたスキー板の長さを決定する動きが有った。ヨーロッパではルールを変更するのは支配者の特権だ。

 高梨沙羅は今回の北京オリンピックでは金メダルの可能性が有ったので相当マークされ、研究されていた。当然、何でヨーロッパ選手に比べて身長が著しく低い高梨が強いのかという疑問にたどり着く。

 調査を進めて行くうちに、スーツでは各国で検査方法をクリアしつつ、飛距離を伸ばすスーツのギリギリの努力(特にスーツサイズ)があるとの情報を掴んだ。努力は高梨も例外ではなかった。選手、コーチ、スタッフ、メーカーの共同作戦だな

 この情報を掴んだ検査担当者は使いたくてうずうずしていた。もし高梨が女子ジャンプで金メダルもしくはメダルを獲っていたら、抜き打ち検査でやられた。然しそのチャンスは無かった。

 そして混合ダブルスで高梨が特大のジャンプをしたので、日本が金メダルをとる可能性が大きくなり、待ちに待った作戦を実行したのだ。しかし、高梨沙羅が号泣したのには女性検査官の良心が痛んだ。また、追及を避けることもあり、ドイツ他の女子選手も失格にさせた・・と僕は見る。

 高梨が号泣したのは第一にまじめで責任感が強いからだが、自分に全く責任が無かったとは言い切れない点も有ったか。しかし、これは責められない。ヨーロッパではあらゆる競技で当たり前のように違反すれすれの事がやられていた。高梨は海外の友人が多く、情報も得られた。

 スーツ抜き打ち検査は、次のオリンピックまでの課題だ。ボクシングの計量のように、先に検査して合格したスーツはOKにするのか、当日の試合前に検査するか、何か良い方法を検討すべきだ。

 僕は、高梨が最初にオリンピックに出てメダルを獲れなかった時から何とかしてやりたかった。凄いデリケートなのに、プレッシャーは受けないと言った為、テレビ局の餌食となり、インタビューアーの遠慮ない質問にさらされ潰されてしまった。

 可能なら、葛西 紀明 氏のメンタルトレーニングやアドバイスを受けて、精神面を鍛えて貰いたい。そして、次のオリンピックで、男女混合に加わり自分の実力の全てを出し切って欲しい。空高く自由に羽ばたいて欲しい。
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