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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

新ダーウィン説の決定的な論理的矛盾は山ほどあるがそのうちの五つを示そう NO1 

2021年03月16日 20時23分52秒 | 生命
 一つ目は、遺伝子が生体の設計情報を持たない事だ。遺伝子とは、実は、アミノ酸の構成情報を持つもので、一つの遺伝子が一つのタンパク質のアミノ酸構成をコードしている。設計図をコードしているのは、従来ごみと言われたジャンクDNAなんだ。

 二つ目は、例えば人間の場合、遺伝子の数は約2万しかない。この数は、下等な線虫と同じで、人間も線虫も元になるタンパク質が2万である事を示している。人間が線虫のように下等であるはずがない。人間と線虫の差は、ジャンクDNAの差なんだ。人間のジャンクDNAは線虫に比べ30倍以上となっている。

 三つめは、新ダーウィン説では物理化学的影響で遺伝子がランダムに変化し、良い組み合わせが出来た場合に、それが保存されるとしている。しかし、遺伝子がランダムに変化すると、全ての遺伝子は変化してしまう。これは重要遺伝子も同様であり、良い遺伝子配列は保存できない。

 四つ目は、生体を構成する各器官は、それぞれ、全く別の能力や機能を持ち、独自の進化を遂げているという事だ。もし、遺伝子が設計図を持ったと仮定できても、その遺伝子の変化がランダムでは、他の器官と異なる独立した器官は出来ない。例えば、眼には心臓や皮膚の能力や機能は不要であり、眼は眼の能力や機能が要求される。

 五つ目は、新ダーウィン説では、エピジェネティクスを受け入れていない事だ。僕の考えでは、エピジェネティクスを受け入れると、新ダーウィン説はほぼ完ぺきに否定されてしまう。エピジェネティクスはiPSの山中教授で有名になった、新しい生物科学だ。様々な新しい事実を解明している。

 以上は、ほぼ今年の電気学会で発表した内容だ(論文には含まれていない内容も有る)。他にも山ほど指摘できるが、学会などから要望が有れいつでも具体的に説明できるよ。



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