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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

今年の電気学会では、原始海に多種のタンパク質を生産する工場が有ったとする仮説を投稿した

2020年06月05日 18時47分42秒 | 生命
 コロナのせいで、発表できなかったが、この仮説は自分でも驚く。昨年、秋、原稿を書いていて閃いたんだ。何故、驚くか?まず、一読すれば、皆さんが良くご存知の現象と重なり、この仮説の可能性が理解できる。池原名誉教授のGADV仮説がヒントになった事は確かで、感謝したい。

 実は氷河説も考えていた。しかし、調べると氷河は比較的新しいので、40億年前とするには年代が合わなかった。原始海とするところがポイントで、現在の様に海にバクテリアがあふれている状況では起こり得ない。

 いま世界で最も支持を得ているRNAワールドは、どう考えても、合理的・論理的根拠が得難い。実は、新ダーウィン説にマッチする説を無理筋で作ったのではないかと思う。RNAに触媒機能があるのかもしれないが、自分を複製するだけの機能は無い。

 生化学者の間でも、RNA(水中で不安定)が自然発生する事はほぼ不可能と考えられている。不可能な根拠は、他にもたくさんある。余裕が有ったら次回以降の電気学会で発表したい。

 実は、原始海で多種のタンパク質が安定して生産されると、今まで発表されていなかった新たなプロテインワールドが提案できるのだ。しかも、合理的説明が出来る。ただし、広く知られれば知られるほど、猛烈な批判を浴び、反対意見が噴出する。科学の世界の常だ。
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