維新の会の橋下ちゃんも弁護士で、世の中一般的には弁護士とは正義の味方のような印象が強い。しかしそうでないケースも有る。テレビで派手に宣伝している法律事務所は評判を聞いたり ご自分で確かめられた方が良いと思います。
僕は、テレビ宣伝を見追て興味を持ち相談したんですが、いきなり実印を持って来いと言われ、これはかなりやばいなと思い、行きませんでした。
弁護士をよく知っている人に聞くと、兎に角、金々と言われる場合が多いのでうんざりするらしい。そうかと言って逆に金々言わない弁護士が良いか?これも逆に問題の有るケースが多い。金々言わない弁護士は、自分の考えで好きなようにやりたい方が多いようです。
テレビでは過払い金が戻ってくるとうたっていますが、本人に戻るとは言っていない。勝訴したのに、金は戻らず逆に事務所から費用を請求され、裁判しないほうが良かった なんて事になりかねないと雑誌に書いてある。書籍も出ているので一度購読をお勧めする。
曲者は委任状。法律事務所に対して 一切お任せしますという実印を押すと、弁護士はやりたい放題で何でも出来てしまう。例えば弁護士は戻った金を理由をつけて全部懐に入れる。着手金を受け取り裁判は適当に遊んでさっさと終わらせてしまう場合(当然負け)も有る。
弁護士は確かに難しい試験を合格してきたから大変な努力はしたし、法律の事は良く知っている。ところが、知識系の傾向として論理的思考力が弱いし、難しい課題への挑戦が消極的。
能力が高ければ、橋下ちゃんの様にたくさんのファンもついて儲かるが、中には威張るばっかりで裁判の方はさっぱりという人もいる。僕がひどい目に遭ったのは、最初から最後まで怒りっぱなしだったケース。高い金払って怒られるばかりではたまらない。
弁護士とのトラブルになった場合、弁護士は法律や争いの専門家だから、素人がなかなか歯が立たない。悪質弁護士はやくざより始末が悪い。全国の泣き寝入りはかなり多いと思いますよ。そこで、被害に遭ったり、損害が出た場合どうすべきなのか?
日本弁護士会に苦情を訴えると、たらいまわしの様に所属の弁護士会を紹介される。東京の様な大都会では、弁護士会も巨大で、トラブル解決専門家がいて手際よく解決する場合も有る。僕もてきぱき解決して頂いた事が有る。この点、東京は恵まれているかもしれない。
ある弁護士によると、地方では弁護士の数も少ないから、皆さん交流が有り、少なくとも顔見知りで、地方の弁護士会はどちらかと言うと、弁護士利益保護会のようなものらしい。
「紛争調停」を出してもなかなか動きの無い場合も有る。そんな時は、弁護士会に内容証明書を送る事をお勧めします。紛争調停申込書のコピーなどを証拠として保管し(しつこく抗議して受け付け書を貰っておくとさらに良い)、裁判になる事を匂わせる。
こうなると弁護士会も動かざるを得なくなる。弁護士会の放置が明確な証拠をもって裁判にかけられたら、恥だし、大変ですからね。そこまでやらんといかんのか?知り合いの弁護士もそれは認めています。
弁護士を弁護するわけではないが、やはり丁寧親切で有能な弁護士もいる。若手弁護士の中には、昔のように威張るだけじゃない人も増えてきた。問題はそのような弁護士をどのように見つけるかですね。
お知り合いに中小企業の社長など幅広くビジネスされておられる方を見つけ推薦をして貰うのは良いですね。会社経営では裁判が避けられないから、何人か弁護士もご存知でしょう。