緊急追加!!朝6時ぐらいだったか、中国監視船2隻が尖閣諸島の日本領域内に新入したとの報。日本のマスコミはただ、どうしたらよいか困った状況と伝えるだけ。中国は多分、日本だけではなくアメリカの出方を見ている。ヴェトナムやフィリピンも注視している。
私が首相だったら、海上保安庁に中国調査船の2倍以上の巡視船出動を命じ、同時にアメリカ政府に状況を伝え、緊急態勢に入るよう要請。(自衛隊は法律の壁があり出動できない) また、このような状況で法律改正も含め、自衛隊が対応すべき方法などについて検討する委員会を立ち上げる事をアメリカへの協力要請と共に世界に発信する。
実際に自衛隊を動かすかどうかが問題ではない。瞬時に対応することが重要。また、自衛隊出動の検討は中国にとって痛いはず。中国は2隻を尖閣諸島に動かしたと発表しているわけだから、シミュレーションは当然できていてしかるべき。裏で金で解決しないよう。
アメリカは当然日本以上に中国船の動きをキャッチしている。海上保安庁は臆せず、国内ルールを適用して対応すべきだ。まじめにやっているが中国が横暴だという姿を映像で配信したらよい。
それにしても、新任の中国大使が路上で倒れて意識不明ってなんだ。中国人スパイに何かやられたか。
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私は石原都知事の尖閣小島買い入れ計画に賛成で、僅かだが寄付した。石原は女性的なところが嫌だが、賛成は当然の事。その金がどうなるか不明だが、官僚と民主党が怯えて国の購入で収拾を図ろうとしたので、当然その情報は筒抜けだし、中国政府が裏から指令を出し、排日の動きが先鋭化する。勿論どこの国でも跳ね返りはいる。
前の排日運動の後、上海に行った。中国人通訳が、「政府からデモに加わるよう携帯メールで指示が来たが、いくらお金をくれるのかと問い合わせたところ、出さないというので、デモに参加するのを止めた」と言っていた。
中国は何でも政府がらみのやらせ。中国では共産党員への賄賂なしでは商売が成立しない、大学の教員が金を騙し取るし、良心的な経営者もいないわけではないが、全体としてまともじゃない。信用できない。日本滞在の中国人を雇用し中国企業との交渉をやってもらうが、あまりのわがままさに全員が値を上げ辞めてしまった。
中国は今回、怯えた政府なら、もっと脅せば、ひょっとしたら妥協してくると見たのであろう。もし予定通り、東京都が購入していたら、船溜まりや各種施設を建設したかもしれないが、それは当然のことで批判は強まるかもしれないが、政府は矢面に立つことは無かった。もし、中国が逆の立場だったら、ずっと前の時点で軍隊が投入され、強固な基地が建設され、かつミサイル配備により重要な軍事拠点になっているだろう。
中国は大昔から日本の主要都市に照準を当てたミサイルを配備している。詳しいことは例えば、「何故日本が中国最大の敵なのか、杉山徹宗」などを読んでほしい。
中国は自由選挙の無い一党独裁の共産圏国家であり、いつでも、指令一つで日本企業のすべての資産を凍結し、没収できる。表向きの理由は何でも良い。やらないと思うのはあまりにも楽観過ぎる考えだ。これまで、実施していないのは更なる日本の投資を呼び込むためで、没収した方が良いと思えば確実に実行される。
日本企業が1990年代、大挙して中国に進出したのは大間違いだった。アメリカを凌駕し、世界制覇を狙う中国の邪悪な妄想を確実な軌道へと変貌させる強力な援助となった。日本は今でもODAを中国に拠出している。ばかげた話だ。
まだ平和が保たれている間に、日本企業は静かに着実に中国から撤退し、ヴェトナムとかミャンマーとかロシアとかアフリカとかへ製造拠点を分散させ、チャイナリスクを最小限度にとどめるべきだ。