母のところへ

相変わらずのものを作って母のところへ行ってきました。

ひと月前に母の歯が一本ぐらぐらしていて今日はしみると言っていた。
丈夫な歯が自慢だった母は朝晩の歯磨きをしっかりとして大切にしていた。
最近は認知が進み歯磨きもあまりしていなかったようで、ついに1本歯がだめになりつつある。

すべて自分の歯だったからこそしっかり食べることが出来ていたのに。
途端に食べる速度も落ち、夏から体重が減ってきている。
美味しいと言ってもらえるのが嬉しくてせっせと作って持って行ってたのに残念。

同じことばかり何回も繰り返す母につきあって話を合わせるのはさぞ忍耐が必要だろうと思う。
毎日その繰り返しの姉は疲れていることだろう。
けれど・・私が持って行ったものを私に持って帰らそうという心には母の思いやりがあるから。
「ありがとう」を何度も言う。


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少し湧いてきました。