人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

手稲山 雲海とヤナギラン

2014年07月12日 | 野の花山の花

Photo

今日は手稲山へ雲海を見に行ってきました。

Photo_2

上から見ると雲海に違いないのだが、ただの雲ですね。

Photo_3

ロープウエイ山麓駅付近のゲレンデでは、早くもヤナギランが咲き始めました。

Photo_4

霧の中のヤナギラン、お客さんが二名いるのだが、解ります?

Photo_5

コウリンタンポポは今が盛り、頂上でも咲き始めています。

Photo_6

頂上でとっても色の濃いベニバナイチヤクソウ発見。

Photo_7

これは北海道産亜種のアサマシジミだと思うのだが?


東の空に虹が出た

2014年07月10日 | 自然観察

140710

本日18時55分、夕日に照らされた東の空に虹が出た。

日がまさに沈まんとする時であるから虹はほぼ半円形、このレンズの画角からすれば

虹の直径は約100°である。

Photo

日没直前に虹が出る条件はこれである。

日が沈む日本海は晴れ、札幌の東側に雨雲がある。


手稲山のニワゼキショウは何ゼキショウ?

2014年07月09日 | 野の花山の花

Photo

今年の手稲山はニワゼキショウの花が豊作です。

「北海道の野の花」北海道新聞社を見ると、この花がアヤメ科ニワゼキショウ属

ニワゼキショウ(庭石菖)として載っています。

Photo_2

一方全国版である「日本の野草」山と渓谷社では、この花がニワゼキショウなのです。

まったくの別物、素人は悩んでしまうのです。

そこでいろいろと調べてみると、ニワゼキショウには次の四種類あることが解りました。

① ニワゼキショウ (庭石菖) 山と渓谷社のこの写真

② オオニワゼキショウ (大庭石菖) 写真無

③ ルリニワゼキショウ (瑠璃庭石菖)

  別名 アイイロニワゼキショウ (藍色庭石菖) 写真無

④ ヒトフサニワゼキショウ (一房庭石菖)

Photo_3

「ヒトフサニワゼキショウは、ルリニワゼキショウよりももっと紫っぽくて花びらの

縞模様がはっきりしている」とあるから、これはヒトフサニワゼキショウではないでしょうか。 


台風8号と波状雲

2014年07月08日 | 自然観察

8

宮古島を直撃している今現在の台風8号、すごいですねえ。

宮古島は度々台風の直撃を受けている、台風の通り道だ。

「沖縄文化論ー忘れられた日本」岡本太郎 中公文庫の中に「ソテツ地獄」に

苦しむ宮古島の農家、という説明文の一枚の写真が載っている。

台風で壊された家と老婆の写真、宮古島は台風地獄でもあるのだ。

Photo

今現在の札幌市上空、波状雲が出てきた。

さらに海霧が発生し、北の風に乗って陸上へ押し寄せてきた。

この北風は寒気だ、大気が不安定になる、今日は一日家でおとなしくしていよう。


アマニュウとカラスシジミ

2014年07月07日 | 写真

今後一週間ぐらいは、梅雨前線と台風8号の影響で北海道も天気が悪くなりそうだ

天候悪化の前に、ちょいと裏山へ行って今時の花と蝶の写真を撮ってきた。

Photo

セリ科 アマニュウ (甘ニュウ)

ここまで大きくなると食することは出来ないが、昔は北海道アイヌの人達の食糧、

山菜レシピ本には、各種和え物・煮物・油炒め等とある。

アイヌの人達の生活の知恵を学べば、スーパーの野菜売り場へは行かなくてもすむのだ

少なくとも春先ぐらいは。

Photo_2

アマニュウの花に止まっていたシジミチョウ科カラスシジミ。


今年もセイヨウミヤコグサが満開

2014年07月04日 | 野歩き山歩き

Photo

昨日は手稲山北尾根コース11.4kmを一周してきました。

Photo_2

7月に入ると山は夏山、暑かった。

Photo_3

研修センター前の広場で今年もセイヨウミヤコグサが満開になっていた。

Photo_4

野の花山の花も夏枯れの時期、こんな物しか有りません、エゾイチゴです。

Photo_5

ナワシロイチゴとジャノメチョウ科ヒメウラナミジャノメです。


ミヤコグサとイチモンジチョウ

2014年07月02日 | 自然観察

Photo

先日29年ぶりに登ってきた駒ヶ岳の中腹、ビッシリと唐松林に覆われています。

ここで札幌近郊に住む者にとっては珍しい物を発見しました。

Photo_2

函館山なんかで良く見かける日本在来種のミヤコグサ(都草)です。

こんな所まで進出してきたのですね。

Photo_3

此方は手稲山の中腹に生えている外来種のセイヨウミヤコグサ(西洋都草)です。

札幌近郊でミヤコグサは、ただ単に見たことないだけかも知れませんが、

未だ見たことない。

Photo_4

これは恵山の向かいにある海向山への登山道、コナラ(だと思う)・サラサドウダン

などの疎林に下草がほとんど無い林床、まるで本州の雑木林の中を歩いている

ような錯覚に陥りました。

渡島半島南部の植生は北海道的ではない。

Photo_5

今時の蝶:タテハチョウ科 イチモンジチョウ