今帰仁城は本部半島の北部に位置するため、基盤岩は古生代から中生代にかけての本部層・今帰仁層な どの付加帯である。他の城は琉球石灰岩を用いて築城されているのに対して、この城は石灰質泥岩を用いて いる。このため築城のコンセプトは同じであるが、見た目が荒々しく城塞の趣が有る。
①難攻不落の名城といわれるだけあって、城壁はなかなかの物である。
②層理面の見える石灰質泥岩が露出している。城内なのに整地されていない、なぜだろう?
③火の神の祠、本丸には祠が設置され今でも参拝者が絶えない。
④志慶真川(しけまがわ)の断崖を巧みに利用して築いた城壁。