人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

エゾキスゲ?

2006年07月07日 | 写真

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 そろそろこの花の咲く季節と成ってきた。しかしこの花の類は、似た種類が多く場所により呼び名が異なる。 図鑑からざっと拾ってみただけで、ゼンテイカ・ニッコウキスゲ(中部地方以北)・エゾゼンテイカ・エゾキスゲ(北 海道)・トビシマカンゾウ(佐渡)・ユウスゲ・キスゲ(本州・四国・九州)・ハマカンゾウ(本州・四国・九州)ノカン ゾウ(本州・四国・九州・沖縄)・ヤブカンゾウ(全国)などなど。


タチイヌノフグリ

2006年07月06日 | 写真

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 ゴマノハグサ科クワガタソウ属タチイヌノフグリ、花は確かにオオイヌノフグリに似ているが、大きさは2mm程 しかない。茎が直立することから付いた名前。明治初期に渡来した帰化植物だそうです。デジカメの接写モード でやっとこの程度の大きさに撮ることが出来ました。何処にでも生えているが、あまりにも小さいので気が付か ない。


三内丸山遺跡

2006年07月06日 | 写真

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 函館在住も残り少なくなってきたので、青森県の三内丸山遺跡へ行って来た。函館からは、JRとバスを乗り 継いで二時間半で行ける。近いといえば近いのだが、なかなか行く機会が無かった。遺跡発掘現場をイメージ していたのだが、見てビックリ。完全にテーマパークと化していた。今では青森県の貴重な観光資源である。

 六本柱の櫓の跡、子供の墓、土器などが累積している盛土跡は、実物をシェルターで覆い湿度管理の元に 保存している。発掘品は専用の展示館で見ることが出来る。まあ一番解りやすいのは、縄文時遊館に有った 遺跡全体のジオラマだったね。大型掘立柱建物は3D写真でご覧下さい。


蜂とハマナス

2006年07月04日 | 写真

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 今日は日帰りで青森市の三内丸山遺跡へ行ってきました。疲れたので詳しい報告は後ほど。ハマナスの花 粉を集めるミツバチです。スチール写真ですから止まって見えますが、本当は目の回るほどの早さで動き回っ ていた、まさに働きバチでした。そばの小さなハチ?は寄りつく暇もありません。何やら日本人サラリーマンの 人生の縮図を見る思いがしました。働くという行為自体が美徳、これは儒教の影響でしょうか?プラス欧米の競争 原理、これでは地獄ですな人生は。


世界遺産ー沖縄今帰仁城跡

2006年07月03日 | 写真

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 今帰仁城は本部半島の北部に位置するため、基盤岩は古生代から中生代にかけての本部層・今帰仁層な どの付加帯である。他の城は琉球石灰岩を用いて築城されているのに対して、この城は石灰質泥岩を用いて いる。このため築城のコンセプトは同じであるが、見た目が荒々しく城塞の趣が有る。

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 ①難攻不落の名城といわれるだけあって、城壁はなかなかの物である。

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 ②層理面の見える石灰質泥岩が露出している。城内なのに整地されていない、なぜだろう?

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 ③火の神の祠、本丸には祠が設置され今でも参拝者が絶えない。

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 ④志慶真川(しけまがわ)の断崖を巧みに利用して築いた城壁。

 


タニギキョウ

2006年07月01日 | 写真

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 タニギキョウ(谷桔梗・キキョウ科)足下を見て気を付けていなければ見落としてしまう程小さな花です。草丈 10cm程、花は5~8mm程です。山地の木陰にまとまって生えている。葉の形や生え方はスミレに似ているが、 花の色や形は一見ナデシコ科のハコベの類に似ている。可憐とも言えない程、弱々しく小さな花。