クロウサギさん、コメントありがとう。二十年ぶりに訪れたら、赤沼が成長して大きくなっていたとか。これは 四年前に撮った写真です。この沼が成長して大きくなることは、あながちあり得ない話ではありません。赤沼周辺 は褐鉄鉱鉱床で、かっては「赤沼鉱山」として採掘されていました。鉱泉に含まれる鉄分が、鉄バクテリアによ り、または空気中の酸素と反応し褐鉄鉱として沈殿したものです。
空気に触れやすい沼の縁ほど多く沈殿し、縁が段々高く成ってゆきます。したがって沼の面積も大きくなり ます。地質年代で二十年は瞬時の間ですが、観察眼の鋭いクロウサギさんの目は僅かな違いを見逃さなかった のでしょう。写真は上から①赤沼全景②鉱泉湧出口③層状褐鉄鉱床④褐鉄鉱露頭です。
わざわざ説明頂きありがとうございます。
間違いなく大きくなっていると思いますよ。
ほんの僅かですが・・・
それよりももっと気になる事は、ご存知のように湧き出た水は東側に流れて小さな滝になっています。その滝が以前より赤沼側へ近づいていますね。
と言うことは、最後には赤沼と合流する訳でして、
するといずれ赤沼の水の殆んどが一気に流れ出して沼が小さくなってしまうのかな。