昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第1戦~第5戦(世界オープンタッグ)

2012年03月24日 19時50分35秒 | '77全日本プロレス

開幕戦 12月2日(金)東京・後楽園ホール 観衆3200人(超満員)
オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
ブッチャー&シーク(1-0)馬場&鶴田
①ブッチャー(11分36秒体固め)馬場
馬場が倒したシークを押さえ鶴田がコーナー最上段から攻撃をしようとした時、ブッチャーが地獄突きで鶴田を場外に落としリングに入り馬場の喉へトーキック。倒れた馬場の両足をシークが押さえたところへ、ブッチャーがジャンピング・エルボードロップを決めフォール。
試合後、ブッチャーとシークはリングサイドに現れたテリーを捕まえ凶器攻撃で流血させ、バンテージをテリーの首に巻き付けトップロープから宙吊りにすると、ドリーが現れブッチャー・シークを攻撃。日本チームも加わっての乱闘が続いた。
馬場のコメント
「やられた。完全にやられたよ。まともに勝負してこないから試合にならん。」
鶴田のコメント
「ちくしょう、こんなバカな試合があるか。」
テリーのコメント
「あの二人は同じプロレスラーとして実に恥ずかしい連中だ。どんな事があっても、あの二人に勝ちたい。」

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
ザ・ファンクス(1-0)天龍&羽田
①テリー(17分55秒スピニング・トーホールド)羽田
ドリーのダブルアーム・スープレックスで倒れている羽田へ、代わったテリーがスピニング・トーホールドを決め勝利。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
ロビンソン&ホフマン(1-0)高千穂&井上
①ロビンソン(17分28秒体固め)高千穂
タックルにきた高千穂へホフマンがサイド・スープレックス。代わったロビンソンがワンハンド・バックブリーカーを決めフォール。

30分1本勝負
テキサス・レッド(9分7秒片エビ固め)サムソン・クツワダ
ジャンピング・ネックブリーカーでフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
木村&草津(1-0)デストロイヤー&デュラン
①木村(15分59秒片エビ固め)デュラン

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)小鹿&大熊
①大木(12分8秒体固め)大熊

20分1本勝負
ミスター林(6分8秒体固め)大仁田厚
肥後宗典(13分47秒首固め)伊藤正男

15分1本勝負
百田光雄(14分20秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第2戦 12月3日(土)名古屋・愛知県体育館 観衆4500人
オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
ザ・ファンクス(1-0)デストロイヤー&レッド
①ドリー(20分15秒首固め)レッド
ドリーはスピニング・トーホールドにきたレッドが前かがみになった瞬間、首を抱え込んで回転しフォール。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
木村&草津(1-0)高千穂&井上
①木村(11分5秒体固め)井上
木村は井上のサンセット・フリップをかわし自爆させ、クロスチョップからブレーンバスターを決めフォール。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
大木&ドク(1-0)天龍&羽田
①大木(16分6秒体固め)羽田
羽田へドクがブレーンバスターからパイルドライバー。続いて大木が一本足頭突き2連発を決めフォール。

特別試合 30分1本勝負
アブドーラ・ザ・ブッチャー(7分14秒体固め)ジャンボ鶴田
ブッチャーはジャンピング・ニーパットにきた鶴田へ地獄突き、倒れたところへジャンピング・エルボードロップを決めてフォール。

特別試合 30分1本勝負
ビル・ロビンソン(5分38秒反則勝ち)ザ・シーク
シークの凶器攻撃に怒ったロビンソンは、シークから凶器を奪い取り攻撃。場外に逃げるシークをロビンソンが追いかけたところへブッチャーが乱入して攻撃した為、ロビンソンの反則勝ち。

30分1本勝負
ジャイアント馬場(9分2秒片エビ固め)ジム・デュラン

20分1本勝負
ホースト・ホフマン(9分15秒体固め)グレート小鹿
大熊元司(9分15秒体固め)肥後宗典

15分1本勝負
百田光雄(9分59秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第3戦 12月4日(日)大阪・寝屋川市民体育館 観衆3000人
オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
ザ・ファンクス(1-0)木村&草津
①テリー(18分51秒体固め)草津
草津がテリーにカナディアン・バックブリーカーを決めたが、テリーが暴れてコーナーポストを蹴った為に草津がテリーを抱えたまま転倒。テリーの下敷きになり頭を打った草津をテリーがフォール。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
デストロイヤー&レッド(1-0)天龍&羽田
①レッド(18分29秒首固め)天龍
天龍はコーナーにレッドを振りタックル攻撃。しかしレッドはロープをつかんで体を浮かしてタックルをかわしてバックに回り、首固めに丸め込んでフォール。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
大木&ドク(1-0)高千穂&井上
①大木(13分38秒体固め)高千穂
大木は高千穂へヘッドバットからドクと2人がかりのブレーンバスターを決めフォール。

特別試合 30分1本勝負
ジャイアント馬場(4分18秒反則勝ち)ザ・シーク
馬場がシークの凶器を奪い、場外に逃げるシークを追い場外戦となったところへブッチャーが乱入し2人がかりで馬場を攻撃した為、馬場の反則勝ち。

特別試合 30分1本勝負
ビル・ロビンソン(8分25秒両者リングアウト)アブドーラ・ザ・ブッチャー
ブッチャーがロビンソンのジャンピング・エルボーバットで場外転落。ロビンソンが追いかけ場外戦となり両者リングへ戻れず。

特別試合 30分1本勝負
ジャンボ鶴田(12分47秒体固め)ホースト・ホフマン
ホフマンが鶴田をロープに振りすくい投げ。鶴田は投げられながらも体を離さずさらに回転して押さえ込み勝利。

30分1本勝負
ジム・デュラン(11分51秒首固め)大熊元司

20分1本勝負
グレート小鹿(10分16秒腕固め)肥後宗典
百田光雄(11分45秒エビ固め)伊藤正男

15分1本勝負
大仁田厚(13分56秒片エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第4戦 12月5日(月)広島県立体育館 観衆4900人
オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
大木&ドク(1-0)デストロイヤー&レッド
①ドク(20分38秒体固め)レッド
レッドがドクをボディスラムで投げようとした時、大木がドクの背中を押して倒し、上になったドクがそのままフォール。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
木村&草津(1-0)ロビンソン&ホフマン
①草津(14分54秒回転エビ固め)ホフマン
ホフマンは草津をローブに振りサイド・スープレックスにいこうとしたが、草津は身をかがめたホフマンを飛び越えながら飛びつき回転エビを決めてフォール。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)天龍&羽田
①鶴田(16分34秒グランドコブラ)羽田
鶴田はタックルにきた羽田をコブラツイストに捕らえ、すかさず後ろに倒してグランドコブラでフォール。

特別試合 30分1本勝負
テリー・ファンク(7分8秒両者リングアウト)アブドーラ・ザ・ブッチャー
テリーのパンチ攻撃でブッチャーは場外へ。テリーが追いかけ場外戦となりドロー。

特別試合 30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(8分46秒リングアウト)ザ・シーク
シークはスピニング・トーホールドにきたドリーへ凶器突き。ドリーが場外へ落ち、そこから場外戦となったが、ドリーがシークの隙をついてリングアウト寸前にリングへ滑り込み勝利。

30分1本勝負
高千穂明久(12分57秒首固め)ジム・デュラン

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)肥後&伊藤
①小鹿(18分29秒体固め)肥後

15分1本勝負
大仁田厚(時間切れ)淵正信

(試合開始18時)

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第5戦 12月6日(火)福岡九電記念体育館 観衆6900人
オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
ザ・ファンクス(0-0)ロビンソン&ホフマン
①時間切れ
残り時間1分、ドリーがロビンソンへバックドロップを決めフォールに入るがロビンソンが返しエルボーの打ち合いに。隙をついてドリーがロビンソンの右足を取って倒しスピニング・トーホールドにいくが、ロビンソンが返したところで時間切れ。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
ブッチャー&シーク(1-0)デストロイヤー&レッド
①ブッチャー(7分27秒体固め)レッド
シークはレッドがタックルにきたところへ凶器突き。ダウンしたレッドへブッチャーがジャンピング・エルボードロップを決めフォール。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
木村&草津(1-0)天龍&羽田
①草津(15分51秒エビ固め)羽田
草津は羽田の仕掛けた回転エビ固めをさらに反転させフォール。

特別試合 タッグマッチ30分1本勝負
馬場&鶴田(0-0)大木&ドク
①(14分3秒両軍リングアウト)
馬場が大木のヘッドバットで場外転落。大木が追いかけ場外戦となり、ここに鶴田とドクも加わっての乱闘となりドロー。

30分1本勝負
マイティ井上(10分52秒エビ固め)ジム・デュラン

20分1本勝負
グレート小鹿(11分22秒体固め)伊藤正男
大熊元司(10分53秒片エビ固め)肥後宗典

15分1本勝負
百田光雄(9分30秒首固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

世界オープン・タッグ選手権試合得点経過
7点ーファンクス
6点ー大木・ドク組、木村・草津組
4点ーブッチャー・シーク組
3点ーロビンソン・ホフマン組
2点ーデストロイヤー・レッド組、馬場・鶴田組

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