昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第11戦~第13戦(世界オープンタッグ)

2012年03月24日 19時30分59秒 | '77全日本プロレス
第11戦 12月13日(火)高知県民体育館 観衆5600人
オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)ロビンソン&ホフマン
①鶴田(19分9秒体固め)ホフマン
ホフマンが鶴田にすくい投げ。鶴田は腕を離さず巻き込むように回転しフォール。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
ブッチャー&シーク(1-0)高千穂&井上
①シーク(10分4秒体固め)井上
ブッチャーが井上を羽交い絞めに決めたところへ、シークが喉に凶器突きを決めフォール。

特別試合 30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(10分18秒体固め)ラッシャー木村
ドリーは木村がヘッドロックにきた瞬間、バックドロップを決めフォール。

特別試合 30分1本勝負
テリー・ファンク(14分32秒体固め=ダブルアーム・スープレックス)キム・ドク

特別試合 30分1本勝負
大木金太郎(9分47秒体固め=一本足頭突き3連発)テキサス・レッド

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&羽田(1-0)デストロイヤー&デュラン
①羽田(20分6秒片エビ固め)デュラン

20分1本勝負
サムソン・クツワダ(13分36秒体固め)伊藤正男
肥後宗典(10分56秒体固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(11分57秒首固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第12戦 12月14日(水)大阪府立体育会館 観衆7500人
オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
馬場&鶴田(0-0)ザ・ファンクス
①時間切れ
残り時間1分、馬場はドリーをロープに振り32文ドロップキックにいくが、ドリーはロープを掴んでかわし自爆した馬場を押さえ込むが鶴田がカット。続けてパイルドライバーを決めるもののフォールならず。代わったテリーへ馬場が脳天チョップを連発して強引に押さえ込むも時間切れ。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
ブッチャー&シーク(1-0)ロビンソン&ホフマン
①シーク(11分2秒リングアウト)ロビンソン
シークの凶器攻撃でロビンソンが場外に落ち、ここにブッチャーとホフマンも加わり場外戦に。ホフマンとブッチャーがやり合う間にロビンソンがリングに戻りかけたところでシークが凶器突きを決め再び場外へ落としリングアウト勝ち。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
大木&ドク(0-0)木村&草津
①大木(10分20秒両者リングアウト)草津
大木が草津をロープに振りショルダースルーを狙うが、草津は大木に飛びつくようにコブラツイスト。なんとか大木が草津の足のフックを外し離れ際に側頭部へヘッドバット。これで場外に落ちた草津を大木が追いかけ、ここにドクと木村が加わっての乱闘となりドロー。

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(17分2秒4の字固め)ジム・デュラン
マイティ井上(5分30秒両者リングアウト)テキサス・レッド

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&羽田(1-0)高千穂&クツワダ
①羽田(14分51秒体固め)クツワダ

20分1本勝負
肥後宗典(8分32秒エビ固め)伊藤正男

15分1本勝負
百田光雄(7分26秒体固め)大仁田厚

世界オープン・タッグ選手権試合得点経過(優勝の可能性があるチーム)
12点ーファンクス、ブッチャー・シーク組
11点ー馬場・鶴田組

(試合開始18時)「全日本プロレス中継」収録

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第13戦(最終戦) 12月15日(木)東京・蔵前国技館 観衆12000人(超満員)
オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
ザ・ファンクス(1-0)ブッチャー&シーク
①ドリー(14分40秒反則勝ち)シーク
ブッチャーとシークの凶器攻撃で右腕から流血したテリーはドリーにタッチし場外へ。代わったドリーが二人がかりで攻撃されているところへ、バンテージで応急手当てをしたテリーが助けに入りパンチ攻撃。そこから乱闘となりテリーとブッチャー、ドリーとシークの戦いとなるが、シークがまた凶器を取り出しドリーを攻撃。制止するレフリーへも凶器攻撃を加えた為にシークの反則負け。
※ファンクスが最高得点となり優勝。
試合後表彰式が行われ、優勝したファンクスには優勝トロフィーと優勝賞金1千万円、各賞には楯と賞金100万円が贈られた。
各賞受賞チーム
殊勲賞馬場・鶴田組
敢闘賞木村・草津組
技能賞ファンクス
チームプレー賞大木・ドク組

世界オープン・タッグ選手権大会得点結果
優勝(14点)ファンクス
準優勝(13点)馬場・鶴田組
3位(12点)ブッチャー・シーク組
4位(8点)大木・ドク組
4位(8点)木村・草津組
6位(7点)ロビンソン・ホフマン組
7位(4点)デストロイヤー・レッド組
8位(1点)天龍・羽田組
8位(1点)高千穂・井上組

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)大木&ドク
①馬場(13分39秒体固め)ドク
馬場にロープに振られたドクは体当たりで馬場を倒し、ロープの反動をつけてもう一発狙ったところへ、馬場がジャンピング・ネックブリーカードロップを決めてフォール。

オープン・タッグ選手権試合 45分1本勝負
デストロイヤー&レッド(1-0)高千穂&井上
①デストロイヤー(14分16秒後方回転エビ固め)高千穂
高千穂のドロップキックで場外に落ちたデストロイヤーは、エプロンから近づいてきた高千穂へロープを使ってのショルダータックル。倒れた高千穂のバックを取ってロープに押し込み後方回転エビ固めを決めフォール。
試合が終わった後も井上と高千穂に対し攻撃をやめないレッドにデストロイヤーが殴りかかり仲間割れ。

力道山15回忌追悼セレモニー
百田義浩が遺影を持ち、百田光雄、馬場、大木、国際吉原代表、芳の里がリングに並び10カウントの黙祷が行われた。

30分1本勝負
ビル・ロビンソン(12分14秒体固め)グレート草津
ホースト・ホフマン(14分45秒体固め)サムソン・クツワダ

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&羽田(1-0)小鹿&大熊
①天龍(21分27秒体固め)大熊

20分1本勝負
伊藤正男(13分28秒体固め)淵正信

15分1本勝負
百田光雄(8分57秒逆さ押さえ込み)大仁田厚


(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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・福ノ島はドリーと共に12月15日蔵前大会のリングに上がりファンにテキサスのファンクスのもとで修行する事が紹介され、16日帰国するファンクスと共にテキサスへ向け渡米。

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