昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'99新春ジャイアント・第1戦から第5戦

2018年05月20日 19時55分56秒 | 全日本プロレス史
開幕戦、1月2日(土)東京・後楽園ホール 観衆2100人(超満員)
100万円争奪ヘビー級バトルロイヤル(23人参加)
参加選手=三沢光晴、ベイダー、川田利明、ジョニー・エース、小橋健太、ゲーリー・オブライト、田上明、バート・ガン、秋山準、ジャイアント・キマラ、馳浩、高山善廣、大森隆男、新崎人生、本田多聞、ジョニー・スミス、泉田純、ウルフ・ホークフィールド、ラッシャー木村、マウナケア・モスマン、井上雅央、永源遥、森嶋猛
決勝、キマラ(10分30秒片エビ固め)井上
(小橋)リングに遅れて入ってきたベイダーが小橋に突進。小橋のチョップにベイダーがヘッドバット?で反撃すると、小橋はうつぶせでダウン。すかさず駆け寄ったオブライトが小橋を仰向けにして大勢で押さえ込み小橋は退場。
この時、小橋の左まぶたが切れ出血。場外に出た小橋へ、ベイダーが襲い掛かり乱闘に。セコンド陣がなんとかふたりを分けて、秋山が小橋を控室に。
その間に(木村)(森嶋)(エース)(田上)(大森)(三沢&川田)と退場になり、乱闘を続けた(ベイダー)と止めに入った(秋山)がリングに戻らず失格。
(オブライト)モスマンの飛びつきDDTで大勢に押さえ込まれ退場。
(高山)高山が馳を押さえ泉田が体当たりにいくが、馳にかわされ高山と激突。倒れた高山を馳が押さえ込み、高山退場。
(ガン)モスマンの回し蹴りで倒れたところを押さえ込まれ退場。
(モスマン)ウルフのブレーンバスターで大勢に押さえ込まれ退場。
(人生)人生が永源へ念仏パワーボムを決めようとしたところをリバース・スープレックスで返され、大勢に押さえ込まれ退場。
(永源)人生をフォールした瞬間、泉田らに押さえ込まれ退場。
(ウルフ)ウルフがスミスとの連携技を決めようと、ボディスラムで叩きつけた本田の両足を抱えて後ろに倒れこんだ瞬間、井上が本田の体を押さえ、本田がウルフに座り込むようにフォールし、ウルフ退場。
(本田)馳と井上がダブル・ブレーンバスターで投げ押さえ込み、本田退場。
(馳)キマラがボディスラムで投げたところへ、泉田がジャンプしてのいん石を決め押さえ込み、馳退場。
(泉田)スミスの仕掛けた回転エビをこらえる泉田を井上が突き飛ばし回転エビが決まり、泉田退場。
(スミス)スミスがキマラを押さえたところへ、井上がラリアット。これをキマラがかわしスミスへ命中。倒れたスミスへキマラがジャンピング・ボディプレスを決め、スミス退場。
(決勝)スチーム・ローラーからボディプレスでフォール。
※キマラが優勝し、賞金100万円を獲得。
小橋・ベイダーその後
控室に戻った小橋をベイダーが追いかけ、鍵のかけられた控室のドアのガラスをパンチで叩き割り、体当たりして小橋のいる控室に侵入。秋山、若手選手らが押さえ三沢も出てきて両者の間に入り乱闘にはならず。ベイダーが自分の控室に戻った後、小橋は後楽園ホールの医務室で応急手当てをした後、病院で治療を受け傷口を縫合(傷が深く中を3針、外11針)。

6人タッグマッチ60分1本勝負
三沢&小川&人生(1-0)小橋&秋山&志賀
①小川(22分10秒岩石落とし固め)志賀
延髄蹴りからバックドロップホールドで勝利。

6人タッグマッチ30分1本勝負
川田&田上&馳(1-0)ベイダー&スミス&モスマン
①川田(22分57秒片エビ固め)モスマン
川田はモスマンへジャンピング・ハイキック。さらに髪の毛を掴んで起き上がらせて、もう一発ジャンピング・ハイキックを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
エース&ガン(1-0)高山&垣原
①ガン(14分19秒片エビ固め)垣原
ガンは垣原へ右ジャブから腹部へ左ストレートパンチ。うずくまるように倒れた垣原が立ち上がるのを待ち構えて、左手にはめていたグローブを外し左フックを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
オブライト&キマラ(1-0)大森&ウルフ
①オブライト(10分17秒体固め)ウルフ
オブライトがウルフへパワーボム。大森にカットされると続けてフルネルソン・スープレックスを決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
木村&百田&本田(1-0)渕&永源&菊地
①本田(14分16秒エビ固め)菊地
コーナー最上段に上がった菊地を本田が両足を持って抱えあげ、タモンズ・パワードを決めフォール。

30分1本勝負
泉田純(13分30秒エビ固め=いん石)井上雅央

タッグマッチ20分1本勝負
浅子&丸藤(1-0)金丸&橋
①浅子(14分57秒片エビ固め=SDA)橋

三沢光晴選手会長の新年のあいさつ
新年あけましておめでとうございます。今年もレスラー、スタッフ、社員一同、力を合わせて頑張っていきますので、よろしくお願します。
また5月2日東京ドーム興行が決まりましたので、皆様の声援よろしくお願いいたします。今日はどうもありがとうございました。

(試合開始12時30分)サムライ「全日本プロレスアワー」収録

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第2戦、1月3日(日)東京・後楽園ホール 観衆2100人(超満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
小橋&秋山&人生(1-0)川田&田上&泉田
①秋山(21分3秒片エビ固め=エクスプロイダー)泉田
小橋の左目は腫れ上がった状態ながら、負傷箇所にテープを巻いて固定し出場。
試合後、ベイダーが現れ小橋を挑発。怒る小橋をセコンド陣が押さえ、乱闘にはならず。

タッグマッチ30分1本勝負
三沢&馳(1-0)ベイダー&モスマン
①馳(13分41秒北斗原爆固め)モスマン
裏投げからノーザンライト・スープレックスでフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
エース&ガン(1-0)スミス&ウルフ
①エース(15分41秒体固め=ジョニースパイク)スミス

50万円争奪ジュニア・ヘビー級バトルロイヤル(10人参加)
参加選手=小川良成、垣原賢人、渕正信、菊地毅、浅子覚、百田光雄、志賀賢太郎、金丸義信、橋誠、丸藤正道
決勝、金丸(10分51秒片エビ固め)浅子
丸藤、橋、百田と菊地の順で退場になり、渕が垣原と志賀に腕ひしぎ逆十字を決められ退場。続いて小川が垣原に腕ひしぎ逆十字を決めた瞬間、ほかの3選手に押さえ込まれ同時退場。最後は金丸が志賀、浅子を連続して丸め込み優勝。
※金丸が優勝し、賞金50万円を獲得。

6人タッグマッチ30分1本勝負
オブライト&高山&キマラ(1-0)大森&垣原&井上
①キマラ(16分2秒体固め=ジャンピング・ボディプレス)井上
試合後、高山と大森は一発づつ張り合った後、がっちりと握手。

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&森嶋
①菊地(16分58秒原爆固め)森嶋

タッグマッチ30分1本勝負
小川&浅子(1-0)本田&志賀
①小川(13分40秒4の字ジャックナイフ固め)本田

20分1本勝負
金丸義信(12分片エビ固め=ムーンサルト・プレス)丸藤正道

(試合開始12時30分)

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第3戦、1月5日(火)長野運動公園総合体育館 観衆2200人
6人タッグマッチ60分1本勝負
川田&田上&馳(1-0)三沢&小川&垣原
①田上(17分53秒片エビ固め=のど輪落とし)垣原

6人タッグマッチ30分1本勝負
ベイダー&キマラ&モスマン(1-0)小橋&人生&泉田
①ベイダー(16分55秒体固め)泉田
コーナー2段目からのビッグバン・クラッシュでフォール。

30分1本勝負
秋山準(17分27秒片エビ固め=エクスプロイダー)ジョニー・スミス

6人タッグマッチ30分1本勝負
オブライト&大森&高山(1-0)エース&ガン&ウルフ
①オブライト(15分13秒エビ固め=パワーボム)ウルフ

タッグマッチ30分1本勝負
木村&百田(1-0)渕&永源
①百田(16分28秒首固め)永源

タッグマッチ30分1本勝負
菊地&井上(1-0)本田&森嶋
①井上(14分12秒片エビ固め=ミリオンダラー・バスター)森嶋

タッグマッチ20分1本勝負
志賀&金丸(1-0)浅子&丸藤
①志賀(13分28秒片エビ固め=スイングDDT)丸藤

(試合開始18時30分)

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第4戦、1月6日(水)岐阜産業会館 観衆2200人
6人タッグマッチ60分1本勝負
三沢&小川&人生(1-0)小橋&秋山&志賀
①人生(22分36秒エビ固め=念仏パワーボム)志賀

6人タッグマッチ30分1本勝負
川田&田上&馳(1-0)ベイダー&オブライト&モスマン
①川田(16分53秒エビ固め=パワーボム)モスマン

6人タッグマッチ30分1本勝負
エース&ガン&スミス(1-0)大森&高山&垣原
①エース(17分3秒片エビ固め=ジョニースパイク)高山

30分1本勝負
ジャイアント・キマラ(11分51秒体固め=ジャンピング・ボディプレス)ウルフ・ホークフィールド

6人タッグマッチ30分1本勝負
木村&百田&本田(1-0)渕&永源&菊地
①本田(16分59秒エビ固め=タモンズ・パワード)菊地

タッグマッチ30分1本勝負
浅子&泉田(1-0)井上&橋
①泉田(15分12秒片エビ固め=ラリアット)橋

20分1本勝負
金丸義信(12分11秒体固め=DDT)丸藤正道

(試合開始18時30分)

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第5戦、1月7日(木)高知県民体育館 観衆2800人
世界タッグ選手権 60分1本勝負
小橋&秋山(1-0)川田&田上
①小橋(25分58秒片エビ固め)田上
小橋と田上がチョップの打ち合いから田上のキックが決まると、小橋はロープに走りロープの反動をつけたラリアット。これに合わせ田上もラリアットを出し相打ちとなるが、田上はリング中央で大の字に。ロープまで吹っ飛んだ小橋は這いつくばってフォールにいくがカウント2。すると小橋は田上の髪の毛を掴んで立ち上がらせ、至近距離からのラリアットを打ち込みフォール。
※小橋・秋山組がタイトルを獲得。第36代王者となる。

6人タッグマッチ30分1本勝負
三沢&小川&馳(1-0)ベイダー&スミス&モスマン
①馳(17分37秒北斗原爆固め)スミス

タッグマッチ30分1本勝負
エース&ガン(1-0)オブライト&高山
①ガン(12分56秒片エビ固め=バートバッシュ(レイザーズ・エッジ))高山

タッグマッチ30分1本勝負
キマラ&ウルフ(1-0)大森&森嶋
①ウルフ(12分56秒片エビ固め=ターボドロップⅡ)森嶋

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&本田&百田
①永源(16分13秒逆さ押さえ込み)百田

タッグマッチ30分1本勝負
泉田&井上(1-0)垣原&橋
①井上(14分49秒片エビ固め=ミリオンダラーバスター)橋

タッグマッチ20分1本勝負
浅子&丸藤(1-0)志賀&金丸
①浅子(14分1秒エビ固め=SDA)金丸

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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