開幕戦 1月2日(火)東京・後楽園ホール 観衆2400人
100万円争奪ヘビー級バトルロイヤル(12人参加)
参加選手=ジャイアント馬場、ブルーザー・ブロディ、ジャンボ鶴田、バロン・フォン・ラシク、ザ・デストロイヤー、キング・イヤウケア、キム・ドク、グレート小鹿、ドン・デヌーチ、大熊元司、石川隆士、ロッキー羽田
決勝、デストロイヤー(11分16秒体固め)イヤウケア
①デヌーチ退場。②羽田退場。
③ブロディがアトミックドロップでフォール。馬場退場。
④馬場が退場せずブロディへ水平チョップから首固め。他の選手が押さえ込み、ブロディ退場。
⑤デストロイヤーと石川がダブルタックルから押さえ込み、ラシク退場。
⑥鶴田が小鹿へグランドコブラを決めたところを他の選手に押さえ込まれ、鶴田と小鹿が同時退場。
➆ドクが大熊をロープに振って自身もロープに走ったところで、リング下の小鹿がドクの足を引っかけ、倒れたところを大熊がフォール。ドク退場。
⑧大熊がロープに走ったところで、リング下にいたドクが大熊の足を引っかけて倒し、他の選手にフォールされ、大熊退場。
⑨イヤウケアがデストロイヤーを場外に落とし、石川へボディスラムからフライング・ソーセージでフォール。石川退場。
(決勝)イヤウケアがデストロイヤーをボディスラムで叩きつけ、コーナー2段目からフライング・ソーセージ。これをデストロイヤーがかわし、自爆したイヤウケアをフォール。
※デストロイヤーが優勝し、賞金100万円を獲得。
馬場のコメント
「エリックの事は残念だが、ブロディの存在がなんとも不気味だ。大きいからすごいパワーだ。調子づかせたら怖いな。」
タッグマッチ45分1本勝負
馬場&デストロイヤー(0-0)ラシク&イヤウケア
①(13分30秒両軍リングアウト)
場外戦となったところへブロディが乱入し、乱闘となりドロー。
変則タッグマッチ30分1本勝負
ブルーザー・ブロディ(1-0)大熊&伊藤
①ブロディ(5分4秒体固め)伊藤
ブロディは伊藤をワンハンド・スピンスラムでで叩きつけ、ダイビング・ニードロップを決めフォール。
30分1本勝負
ジャンボ鶴田(16分49秒片エビ固め)ドン・デヌーチ
キム・ドク(19分51秒体固め)ロッキー羽田
グレート小鹿(12分20秒両者リングアウト)石川隆士
20分1本勝負
百田光雄(17分22秒逆さ押さえ込み)淵正信
ミスター林(時間切れ)大仁田厚
(試合開始13時)
全日本プロレスは午後1時から記者会見を行い、この日から参戦予定だったフリッツ・フォン・エリックが家族に不幸があり、後楽園大会を欠場。この為、3日に予定されていたインター・タッグの挑戦チームがエリック・ラシク組からラシク・イヤウケア組に変更。川崎の鶴田との試合は予定通り行うと発表された。
またミスター・フジが飛行便の都合で来日が遅れ、5日から出場。急遽、3日の後楽園大会にカール・フォン・スタイガーの参戦が発表された。さらに10日苫小牧大会から大木金太郎の参戦も決定。
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第2戦 1月3日(水)東京・後楽園ホール 観衆2800人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ラシク&イヤウケア
①鶴田(12分20秒片エビ固め)ラシク
ラシクは鶴田をロープに振りブレーン・クローを狙ったが、これを身をかがめてかわした鶴田はバックにまわり、バックドロップを決めフォール。
②ラシク(5分7秒体固め)鶴田
鶴田をラシクがボディスラムで叩きつけたところへイヤウケアがフライング・ソーセージ。続いてラシクが垂直落下気味のブレーンバスターを決めてフォール。
③鶴田(2分35秒体固め)イヤウケア
ロープの反動をつけて走ってきたイヤウケアへ馬場と鶴田がダブルキック。倒れたところへ鶴田がジャンピング・ボディプレスを決めフォール。
※馬場・鶴田組がタイトル6度目の防衛に成功。
馬場のコメント
「スカッとした2-0でいきたかったが、あれだけ気合を入れられるとそうもいかないね。エリックが抜けたことで、もう一つ気分がのらなかったが、負ける相手ではないと思ってた。」
日本テレビ杯争奪ヘビー級バトルロイヤル(10人参加)
参加選手=ブルーザー・ブロディ、ザ・デストロイヤー、キム・ドク、グレート小鹿、ドン・デヌーチ、大熊元司、カール・フォン・スタイガー、石川隆士、ロッキー羽田、伊藤正男
決勝、ブロディ(13分45秒アルゼンチン・バックブリーカー)羽田
①デヌーチの飛行機投げで大勢に押さえ込まれ、伊藤退場。
②デストロイヤーの飛行機投げで大勢に押さえ込まれ、デヌーチ退場。
③デストロイヤーがデヌーチをフォールした瞬間、押さえていた選手達がデヌーチごとひっくり返して押さえ込み、デストロイヤー退場。
④極道コンビがロープ越しのダブル・ブレーンバスターで押さえ込み、ドク退場。
⑤石川が仕掛けたボディスラムをスタイガーに首固めに切り返され、石川退場。
⑥スタイガーが小鹿へコブラツイストを決めたところで、後ろから羽田が足元に潜り込んで両者をスクールボーイで丸め込み、小鹿とスタイガー退場。
⑦ブロディが大熊をワンハンド・スラム。さらに羽田をボディスラム気味に大熊の上に落とし、その上から座り込んでフォール。大熊退場。
(決勝)ブロディが羽田へアルゼンチン・バックブリーカーを決め羽田がギブアップ。
※ブロディが優勝し、日本テレビ杯と賞金3000ドルを獲得。
30分1本勝負
ブルーザー・ブロディ(6分17秒体固め)キム・ドク
ロープに振られたブロディはドクのドロップキックをロープを掴んでかわし、ワンハンド・スピンスラムからダイビング・ニードロップを決めフォール。
ザ・デストロイヤー(12分42秒4の字固め)カール・フォン・スタイガー
ドン・デヌーチ(11分8秒体固め)ロッキー羽田
タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)石川&伊藤
①小鹿(24分25秒体固め)伊藤
20分1本勝負
百田光雄(13分30秒エビ固め)大仁田厚
ミスター林(15分23秒両者リングアウト)淵正信
(試合開始13時)「全日本プロレス中継」収録
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第3戦 1月5日(金)神奈川・川崎市体育館 観衆3800人
ジャンボ鶴田・試練の十番勝負第10戦 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(2-1)フリッツ・フォン・エリック
①エリック(5分53秒体固め)
エリックは鶴田のドロップキックを叩き落とし、アイアンクロー。鶴田の肩がマットについていた為、カウント3。
②鶴田(3分23秒反則勝ち)
ロープ際でレフリーの制止を聞かずアイアンクローを決め続けるエリックに対し、セコンド陣が抗議。するとエリックは、セコンドの大仁田へアイアンクローを決め、リングに引っ張り上げトップロープ越しに投げ落とし追いかけて攻撃を続けた為、反則負け。
③鶴田(1分5秒片エビ固め)
エリックが大きく振りかぶってアイアンクローにきたところを鶴田がかわし、マットに打ちつけた腕を押さえて立ち上がったエリックの頭部へドロップキック。倒れたところへジャンプしてボディプレスを決めフォール。
※鶴田試練の十番勝負10戦4勝2敗4分。
鶴田のコメント
「とにかく焦らず、あがらずじっくりやったのが良かった。十番勝負か終わったので、初心にかえりバリバリやっていく。」
エリックのコメント
「残念だ。鶴田は強くなったというよりうまくなったという感じだ。冷静な試合運びができなかったのが失敗だ。」
タッグマッチ30分1本勝負
ブロディ&イヤウケア(1-0)馬場&デストロイヤー
①ブロディ(9分50秒体固め)馬場
ブロディは馬場へアトミック・ドロップ。倒れたところへジャンプしてニードロップを決めフォール。
馬場のコメント
「こんなに見事にやられたのは、何年振りかなぁ。それにしてもあの怪力は人間離れしている。」
タッグマッチ30分1本勝負
ドク&フジ(1-0)小鹿&大熊
①ドク(20分37秒体固め)大熊
30分1本勝負
バロン・フォン・ラシク(12分33秒体固め)ロッキー羽田
急所蹴りから垂直落下式ブレーンバスターでフォール。
ドン・デヌーチ(9分23秒体固め)石川隆士
20分1本勝負
伊藤正男(14分2秒体固め)園田一治
百田光雄(17分57秒反則勝ち)ミスター林
15分1本勝負
大仁田厚(13分56秒リングアウト)淵正信
(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録
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第4戦 1月6日(土)茨城・古河市体育館 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)エリック&ラシク
①エリック(12分20秒体固め)鶴田
②鶴田(3分30秒片エビ固め)エリック
③馬場(3分48秒体固め)ラシク
タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&石川(1-0)イヤウケア&フジ
①デストロイヤー(18分1秒エビ固め)フジ
30分1本勝負
ブルーザー・ブロディ(7分43秒背骨折り)ロッキー羽田
キム・ドク(14分18秒体固め)大熊元司
グレート小鹿(14分29秒首固め)ドン・デヌーチ
20分1本勝負
百田光雄(11分8秒逆さ押さえ込み)淵正信
ミスター林(13分1秒片エビ固め)伊藤正男
15分1本勝負
大仁田厚(9分50秒エビ固め)園田一治
(試合開始18時30分)
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第5戦 1月7日(日)山梨・富士急ハイランド 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)エリック&ラシク
①(16分25秒両軍リングアウト)
②デストロイヤー(3分40秒体固め=ダブル・ニードロップ)ラシク
30分1本勝負
ジャンボ鶴田(8分30秒反則勝ち)キング・イヤウケア
ブルーザー・ブロディ(8分7秒体固め)グレート小鹿
大熊元司(11分56秒首固め)ドン・デヌーチ
タッグマッチ30分1本勝負
ドク&フジ(1-0)羽田&石川
①フジ(14分10秒体固め)石川
20分1本勝負
伊藤正男(12分43秒体固め)肥後宗典
ミスター林(13分25秒体固め)百田光雄
15分1本勝負
淵正信(時間切れ)大仁田厚
(試合開始18時)
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